今回のファイナリストを過去のファイナリストで置き換えたの、
あながち間違いではなかったですね。
ミルクボーイは完全なるブラマヨパターンだったし、
ニューヨークのトップで歌ネタで最下位はカナリアだったし、
すゑひろがりずも、出番順の不運はあったけど
やはり面白いけど漫才としてどうかという評価だったし。
オズワルドも決して悪い評価ではないけど中位に甘んじた。
見取り図はゆにばーすと同じ前年トップで今年は6番手だったけど
ここはゆにばーすほど悪い結果にはならなかったから
来年準々決勝敗退ということはないかもしれない。
ぺこぱはしっかりとシステムが伝わって、
というかハライチの場合はシステム自体は伝わってたけど
掛け合いがなかったから漫才と判断されなかっただけで、
その点ぺこぱはシステムも新しい上にネタの中身もあったから
上位に行きましたね。
最終出番でこちらを勝たしたい上沼さんの増点はあったような気がしますが。
一方でからし蓮根とインディアンスは、
からし蓮根は準決勝観た時も大丈夫かなと思ってたけど、
やっぱりウケるのって最後のバックのくだりだけで
前半の弱さは改良されてなかった。
インディアンスは「空気が重ければ」と注釈をつけていたけど
今回はいい観客だったから、その芸風の軽さが際立ってしまったかな。
和牛についてはやはり熱量というところで物足りなかったですね。
まさか敗者復活と同じネタやるとは思わなかった。
トレンディエンジェルみたいなネタの内容はともかくというコンビならまだしも
仕掛けや展開が売りの和牛が同じネタで勝負しても勝てるわけがない。
決勝審査員は敗者復活観てなかったかもしれないけど
観客は観てたでしょうからね。笑いが増幅していかなかった。
ぺこぱの増点はなんとなく和牛を上げるよりはというところが
大きかったのかもしれませんね。
最終決戦、個人的にはかまいたちに勝たせたい感じはありましたが、
ま、それをしないのがM-1のいいところというか。
それにしても、今回は志らく師匠元気なかったなぁ。
なんか巨人師匠は来年はやらないみたいなこと言ってるし
上沼さんもなかなか一筋縄ではいかなそうだから、
志らく師匠も含め、来年は審査員の顔ぶれが一新される可能性はありますね。
来年に関してはそういう人たちはともかく
そうなったときに松っちゃんが残ってくれるのかどうか。ここが重要ですかね。