久々の賞レース観戦でした。ネタ順ではありません。
・合わせみそ
決勝経験もあるコンビ。
片方は芸人引退したはずだけど、このユニットだけは出るんですかね？
勢いもあったし、かなり笑いも来てたけど、
一度決勝出てしまっているというハードルは超えていない気がする。
・123☆45
去年のファイナリスト。
去年も良かったし、今年も良かったけど、
上乗せがあるかと言われると難しい。
それにしても日常そんなに活動してないコンビが簡単に決勝行けてしまうのって
日々精進している芸人さん的にはどうなんだろうか？
・エアコンぶんぶんお姉さん
かわいらしい感じの子がこれやれば、それは評価されるだろうなというネタ。
スター性はあると思うので、そこが評価基準なら決勝もあり得るかも。
・Aマッソ
ここ２年くらい参加していなかったけど今回は参加。
初日のネタは、まあかなりチャレンジングなネタで面白かったけど
Aマッソらしくない感じもあるし、スタッフ含めた共同作品っぽい感じもあるから
そこがどう評価されるか？
・エルフ
関西吉本の漫才。ギャルと達者な人。いやギャルのほうも達者なんだけど。
今回は関西漫才勢はどこもよかったからどこかは選ばれると思う。
ネタ飛ばしたり粗さが目立ったけど、それは瞬発力でカバー。
今回有名どころがいないから普通にいけば決勝行けるとは思いますが。
・オダウエダ
普段より下品抑え目だった分、爆発力も減った感じはありますが、
このくらいだったらテレビサイズでは十分奇天烈な感じには映るかもしれない。
・女ちゃん
昔から潜在能力が高い女ゆきえさんのユニット。
自分でボケツッコミをする感じが新しい。2本目いいのがあれば決勝も夢ではない。
・河邑ミク
ずば抜けた存在感。美しさと面白さに磨きがかかっているんだけど、
ただその作品性の高さゆえにテレビサイズだと評価されなそうな予感
・栗尾
若干場違い感はありましたかね。もう２、３組おばさんの組がいれば
見え方も違ったかもしれませんが。
・黒髪サンバ
太陽の小町の人とりっぺさんのコンビ。
美しさのほうが際立って笑いにまで届いたかどうか。
・根菜キャバレー
２年前に決勝出たときに比べて格段に良くなっているんだけど
なまじっか２年前に決勝出てしまってる分ハードルが上がってしまっている。
なんか稚魚の段階で決勝上げちゃって、
そのあとの脂がのっているときに決勝に上げてもらえないという負のスパイラルが
Wは多いような気がする。
R-1でもかけていたネタ。２日目のネタ次第だと思うけど、
さすがに今年は厳しいのではないか。
・スパイク
ここは逆にいいネタしてたけどずっと上げてもらってないから
決勝にさえ上がれば優勝に届くのではないだろうか？
今回のネタも冒頭から大きな笑いを取っていた。
・ターリーターキー
ここも期待の星なんだけど、今回はやや笑いよりもドラマよりだったか。
それが好きな審査員なら決勝もあるけど。
ここはもう漫才師として十分に仕上がっているから
いつ世の中に出るかどうか。
個人的にはWじゃなくてM-1のほうで評価されてほしいけど。
・ちぐはぐ
いいところと粗いところの差があって、どこを評価するかによってという感じ。
・テラリウム
ここは片方の人が異常に綺麗で、最初の１分間はそちらに目を奪われてしまった。
宝塚っぽくもありチュートリアルの女性版のような感じもあり、
大阪吉本の女性漫才師は層が厚い。
・天才ピアニスト
今回は上沼さんに頼らず正統派漫才。それでもガンガンウケていた。
普通に考えればベスト１０に入ってると思うけど、
上沼さん効果がマイナスに働いていないか心配。
・にぼしいわし
去年のファイナリスト。ここは去年と比べてかなりレベルを上げている。
他の過去ファイナリストよりもその上げ幅は大きいから
普通に考えれば決勝に行けるはずなんだけど、どうだろうか？
・ねこ屋敷
去年も歌ネタだったような気がするけど、今年も良かった。
特に顔を出してないほうの要所要所でのセリフが効果的。
毒がある分、そこがどう評価されるか？
・ハイツ友の会
ここも大阪吉本。たんたんと進む感じが面白い。
昔のポイズンガールバンドっぽい感じもある。
他の大阪勢と比べるとやや弱いか。
・はなしょー
去年の準優勝者としてトリで堂々の立ち振る舞い。
よっぽどのことがない限り決勝には残すと思うけど。
・ヒコロヒー
ネタ自体のクオリティは相変わらず高いけど、特別上乗せは感じない。
ただテレビ露出も増えて周りの環境は変わってるから
決勝に上がっても不思議ではないでしょうね
・美豚ズ
十分な出来栄えなんだけど、デブネタだしなぁ。
でもこういうわかりやすいのも１組くらい入れときたいかもなあという感じ。
・紅しょうが
こちらも過去ファイナリスト。かなり腕を上げている。
過去ファイナリストというハードルは超えていると思うけど果たして？
・ベルサイユ
基本的にはずっと変わってない感じがするんだけど
会場はいつも以上にウケてた感じはある。
受け入れられてきているということか？
今回は語りの部分でしっかり笑いが来ていた。
・ＰＯＦＦＹ
ふるやいなやさんとポンループあみさんのコンビ。
ふるやいなやさんは何気に達者だよなぁ。
例年の即席コンビくらいのレベルには達してると思うので
決勝に選ばれても不思議ではない。
・ぼる塾
この知名度であれだけウケていたら決勝確実だろう。
というか知名度差し引いても十分面白い。
・ホロッコこまり
会場に受け入れられてなかったなぁ・・・
そこまで悪いネタじゃなかったけど、歌ネタは一つボタンを掛け違うと
取り返せないのがつらい。
・松浦景子
バレエ大好き！のブリッジがかなりウケていた。
ファイナリスト１０組のバランスを考えたら１組こういうのも入れたいかと。
・まりんか
コント部分の作り込みが甘かったのか、
大道芸のすごさもそこまで伝わらなかった。
・みほとけ
今回はフリップネタだったからどうしても羅列になってしまった。
２本目でいいネタがあったら逆転できる素地は持っていると思う
・メルハリ
この２人だからどんな感じかは推測できるんだけど
この日の瞬間最大風速は間違いなくここだったと思う。
２本目次第だけど十分決勝はある
会場ウケはともかく個人的に一番面白かったのはここでした。
他と違うところはとにかくしつこくハメに来る感じ。
売れてる人はただ面白いだけじゃないんだなと実感。
・吉住
観たことのあるネタだったけど、さらに面白い部分が増えていて
キャラも会場にハマっていたし、このネタに関しては十分決勝ライン。
でもここは２年前に準決勝であれだけウケたネタが
決勝でまったくハマらなかったということもあり、
今回もテレビの客にハマるのかという不安はある。
でもネタは相当レベル高い。
・ヨネダ2000
あまり印象に残ってない
・爛々
以前観た時よりも左側の人の化粧が薄くなっていて
受け入れやすい感じにはなった。
正統派の漫才だからなかなか厳しいかもしれないけど
腕はしっかり見せつけてくれました。
初日しか観てないし、Ｗの選考基準がいまいちわからないので
誰が決勝に行くのかは予想もできないですが、
個人的に決勝で観たいのは、
Ａマッソ
スパイク 吉本
TEAM BANANA 漫才・吉本
天才ピアニスト 漫才・吉本
にぼしいわし 漫才
はなしょー
紅しょうが 漫才・吉本
ベルサイユ
ぼる塾 漫才・吉本
松浦景子 吉本
メルハリ
吉住
漫才はこの５組のうちから３組くらいでしょうかね。
日テレ制作だから、そこまで吉本の割合は高くないと思いますが。
それでも半分は占めるのかな？
しっかりワタナベも２組入りそうですし。
ただ一つ言えるのは、準決勝のレベルは相変わらず高い。
女性芸人が面白くないというのは、観ている側の偏見でしかない。
というのは言えると思います。
