タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

M-1グランプリ2021・3回戦

今年は準々決勝が東西それぞれ2公演に増えた影響か

準々決勝進出が、一昨年の106、去年の114から「127」と増えました。

っていうか127から一気に25組に絞る気か?

ま、昔は準決勝70組くらいから決勝8組に絞ってたから、

割合でいうとそれよりはだいぶ合格率は高いですが。

 

唯一観に行けた東京3回戦・初日昼の部からは15組が合格。

その感想を簡単に

 

5 ピュート(吉本興業)    
5 アン縫い(プロダクション人力舎) ☆合格

6    やさしいズ吉本興業)    △
5.5    Aマッソ(ワタナベエンターテインメント) △    

 

トップのピュートが結構ウケていて、その次のアン縫いもかなりウケていましたが、出番順的に無理かと思っていたら、ここが残ったんですね。逆に知名度ウケもあったやさしいズ、Aマッソはこの知名度でこの程度ウケてたら、まあ合格点だろうと思っていましたが、容赦なく落とされていました。

Aマッソは強化指定選手(=審査員のお気に入り)から外れてしまったんですかね。

    
8    ドンデコルテ(吉本興業)    〇 ☆合格
4    螺旋A(アマチュア)    
5    エバース(吉本興業)    
7    アルコ&ピース(太田プロダクション) 〇 ☆合格  
6    ゼストワタナベエンターテインメント)    ☆合格

 

ドンデコルテはかなりウケていたし、新しい形を提示していたから文句なしの合格。アルコ&ピースはTHE MANZAI2012の時のパターンだったけど、あの時のまんまではなく変更している部分もあったので、及第点。ゼストは従来の形を少し変えてきて、少しわかりやすくなったのかもしれません。


5    衝撃デリバリー(吉本興業)    
3    女将(K-PRO)    
4    ぺんとはうす(吉本興業)    
5    獅子舞フード(フリー)    
6    ジョウダンアオナナテンパイ(太田プロダクション)    
5    オドるキネマ(吉本興業)    
6.5    東京ホテイソングレープカンパニー)    〇 ☆合格

 

ここら辺はいい形をもってるけどハマリきらなかった感じ。

東京ホテイソンも結構危なかった気がするけど、ここは一応前年ファイナリストということもあってか残りましたね。


5    モンローズ(サンミュージックプロダクション)    
6.5    ストロングマンワタナベエンターテインメント) △    
6.5    井下好井(吉本興業)    △
1    ビッグフェイス(SMA/ホリプロコム)    
1    水のほん(アマチュア)    
2    テキセツの街(吉本興業)    
5    おせんすズ(吉本興業)    
9    ウエストランド(タイタン) 〇 ☆合格

 

このブロックはストロングマンがかなりウケていたけど審査員好みじゃなかったんですかね。井下好井もあのウケでここで落とされるのはキツいなぁ・・・。

ウエストランドは貫禄の漫才。最後に河本さんの反撃パートもあり、2年連続決勝もなくはないかもしれません。

 

5    バビロン(吉本興業)    
6    あっぱれ婦人会(SMA)    
2    ガーリィレコード(吉本興業)    
2    ジグロポッカ(ワタナベエンターテインメント)    
1    ボシマックス(アマチュア)    
5.5    TCクラクション(グレープカンパニー) ☆合格    
4    尼神インター(吉本興業)    
5    アイデンR(吉本興業/太田プロダクション)    

 

ここはあっぱれ婦人会がかなりウケていたけど、ここも審査員にはハマらなかったようで、逆にネタばらしでドカンと一発笑いをとったTCクラクションが合格。ここは最近よく名前聞くので作家界隈で噂になっているのかもしれません。

それにしても尼神インターはどうしちゃったんですかね。

 

6    赤もみじ(マセキ芸能社)    △ ☆合格
7    ランパンプス吉本興業)  〇   ☆合格
5.5    パンプキンポテトフライ(ホリプロコム) ☆合格    
6    くらげ(吉本興業)    △ ☆合格
6    わらふぢなるおグレープカンパニー)  △   ☆合格
6    シシガシラ(吉本興業)    △ ☆合格
6.5    ママタルト(サンミュージックプロダクション)  〇 ☆合格 
5.5    カナメストーン(マセキ芸能社)   
6    コロコロチキチキペッパーズ吉本興業) △    
6    キュウ(タイタン)    △ ☆合格
6.5    タモンズ(吉本興業) △

 

最終ブロックは有力どころが多かったこともあり合格が連続していますが、その中でも突出していたのはランパンプス。くらげも以前のネタを踏襲しつつ新しい形になっていた。ママタルトは吉本推しが多い客層の中、決勝経験のない他事務所の中では一番ウケていた気がします。カナメストーンは去年ほどの勢いは感じられず落選。

コロチキとタモンズはあのウケなら通してあげたかったけど、タモンズなんてラストイヤーだったわけですからね。ここはキュウがそこまででもなかった分、下げどころになってしまったのかもしれません。出番順がだいぶ影響してしまったか。

 

というわけで合格予想6~12を大幅に上回って15組が合格。

5点評価だったアン縫いも含めて概ね納得の合格ラインナップですが、落ちた組に惜しい組は何組かいましたね。

獅子舞フードとか、おせんすズとか。あと女将もわかりやすいシステム漫才で、テレビ向きのような気がします。あとストロングマンも年末年始の番組とかに出れそうな感じ。

M-1向きの漫才とテレビ向きの漫才というのも微妙に違うんですかね~。