感想としては・・・、地味だなぁ(笑)
実力伯仲であることはおそらく間違いないんだけど、世間的な目玉はいない大会。
なんだか2013年、2014年頃の賞レースのメンバーを見ているような。
まあ、あの頃はある意味、一番賞レースがガチだった時代とも言えるんですが。
金属バットをもってしても、Aブロック不利の定説は覆せず。
かろうじてAブロックトリのカベポスターが入選。
Bブロックは同タイプの令和ロマンと真空ジェシカが並んでいたから
どちらかだとは思っていたけど、予想に反し真空ジェシカのほうが上がりましたか。
キュウは準決勝ではウケるんだろうけど、決勝は大丈夫か?
ヨネダ2000はこのメンツの中でブロックトリを取っているということは
これまでの予選で相当高評価をされていたんでしょう。
過去4年連続で決勝進出をしていたCブロックのトップ・ケビンスはジンクスならず。
ここもケビンス、ダンビラムーチョ、ダイヤモンドで東京吉本若手筆頭決定戦
みたいな様相を呈していましたが、制したのはダイヤモンド。
そのあとのビスケットブラザーズ、ヤーレンズ、ななまがりも
かなりウケてたようだから
ダイヤモンドとウエストランドはよほど良かったんでしょう。
そしてさや香は久々の復帰。このタイプで返り咲いたということは
今年はかなりいいネタが仕上がっていると思われる。
そしてオズワルドが落ちたということは、そこが基準点になって
それを超えたロングコートダディ、男性ブランコを押し上げたという感じか。
そしてこちらもデータ通り、トリはいまいち成績よくない説を裏付ける結果に。
もはやM-1は3回戦くらいから、
どこが上がってもおかしくないようなレベルなんですが、
そうなってくると出番順が生み出す波に乗ることが大切になってくる。
今回乗ったのはこの9組ということですね。
そしてそんな状況だから決勝もおそらくその波に乗れるか乗れないか次第。
そこを笑神籤というシステムで当日まで予測できなくなっている。
今思うとこんな大きな大会でこれ導入したのって超画期的ですよね。
今更ながら誰がこんなシステムを考えたんでしょうか。
敗者復活は例年のような人気投票になったらミキかオズワルド。
この2組がよっぽど大コケしない限り、それを覆すのは難しい。
でもこういう決勝9組観て大丈夫なのか?と思う面子のときって、
敗者復活がさらっていく可能性は十分にある。
・・・って毎年言ってるけど、結局人気投票の組が上がってくるから
実力的に落ちるんですよね。
このシステムでスーパーマラドーナが上がって来たのってかなり奇跡に近い。
もう最近は採点もインフレしてるし、正直運ゲーの要素が多いM-1グランプリ。
でもわくわくするネタが13ネタ観れるというだけで楽しみです。