タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

THEW2023ファイナリスト決定

おかずクラブが入ってないんだというのと

ゆりやんが入るんだということ以外は概ね順当な選考だったと思います。

 

A-1 まいあんつ(ワタナベ)

初日のアドバンテージで逃げ切った感じ。

今回あまり大爆発した組がいなかったから、

あぁ~しらきさんと共に初日で盛り上げた功績が大きかったんでしょうね。

ただ無名な上に、芸風的に、お客さんが様子見るだろうと考えると

トップ出番はなかなか厳しいでしょうね。

ま、仕込みのお客さんだからあり得ないくらいウケるとは思いますが。

 

A-2 はるかぜに告ぐ(大阪吉本)

今回爛々やTEAM BANANAが欠場で、紅しょうがもコントだったので

漫才枠が手薄だったというのもありますが、

そこに期待値も込めてここと梵天が入った感じですかね。

正統派の漫才なので普通にいけばまいあんつよりは上に行けそうだけど

お客さんが無駄に笑う客の場合は手数の多いまいあんつ有利か。

審査員が誰かにもよるけど、ここの勝負は3対4ではるかぜに告ぐ勝利予想

 

A-3 スパイク(東京吉本)

2日とも安定した実力で余裕の決勝進出。

この出番も前2組がやや物足りない感じで進んだあとなのでだいぶ有利かと。

勝負は0対7でスパイク勝利予想。

 

A-4 やす子(SMA)

ネタ自体は極めて凡庸ですが、知名度的には一番なので、お客さん投票は強そう。

勝負は6対1でスパイク勝利予想。最終決戦進出予想は「スパイク」。

 

B-1 ハイツ友の会(大阪吉本)

2日間の出来的には物足りないものがあったが期待度の高さで決勝進出。

1本目に漫才をするのかコントをするのかわからないですが、

後ろのメンツを見るとコントのほうが勝算があるのではないだろうか。

 

B-2 紅しょうが(東京吉本)

準決勝ではコント2本で勝ち上がり。決勝で漫才をする可能性もありますが、

ハイツ友の会と比べると引き芸と押し芸なので、圧倒的に押し芸が有利か。

勝負は0対7で紅しょうが勝利予想。

 

B-3 変ホ長調(アマチュア

こちらも漫才とコントどちらをやるのかわかりませんが、

M-1以来17年ぶりのファイナリストというのを考えると漫才をして欲しい気はします。

何気に司会も審査員も2006年に戦ったメンツというのも熱い。

とはいえ、やはり勝負という点では紅しょうがが7対0で勝利と予想。

 

B-4 梵天太田プロ

ここは間違いなく漫才でしょうけど、こちらも正統派漫才なので

パワー系の紅しょうがが来たらちょっと太刀打ちできないのではないでしょうか。

ハイツ友の会が残ってきたら勝算あり?

勝敗予想は紅しょうがが7対0で勝利と予想。

ということで最終決戦進出は「紅しょうが」。

 

C-1 ゆりやんレトリィバァ(大阪吉本)

準決勝は2日共後半のトップという特別扱いで照明もモニターも使い放題で

やりたい放題の感じでしたが、それで決勝に上がってしまうのはいかがなものかと。

かませ犬的に残したという考えもあるけど、

ここを残すんなら2日目に上位ウケだったおかずクラブを残してあげても良かった。

とはいえ準決勝でやったネタをやらなきゃいけないというルールはないから

決勝で全く違うネタを披露する可能性もある。勝敗はまったく予想できない。

 

C-2 あぁ~しらき(グレープカンパニー

ゆりやんのネタ次第ですが、初日にやったネタがそのままハマれば、

最終決戦も夢ではない。

ただ客次第では引いてしまう可能性もあり、本当に勝敗は予想できない。

ここでは3対4であぁ~しらきとして進めていきます。

 

C-3 ぼる塾(東京吉本)

4人になって初の決勝。準決勝では漫才とコントを両方披露していましたが

勝算があるとすればコントだと思います。

勝敗予想は3対4でぼる塾勝利と予想。

 

C-4 エルフ(東京吉本)

ここも準決勝ではコントと漫才を披露。

こちらもコントのほうが勝算ありか。

コントなら勝敗予想は0:7でエルフ勝利と予想。

ゆりやんかあぁ~しらきが残っていて漫才なら、

もしかしたら前者の勝ち残りもあるかも。

最終決戦進出予想は「エルフ」

 

予想通りだと最終決戦は「スパイク」「紅しょうが」「エルフ」の吉本決戦。

ネタで行くと2本共強いスパイクに分があるように見えるが、

ネタ順次第で順位は入れ替わるかもしれない。

もしAブロックからスパイク以外が上がってきていたら紅しょうがの可能性も。

優勝予想はスパイク>紅しょうが>エルフ。

 

 

 

THEW2023準決勝2日目

前日よりはだいぶお客さんが暖かかった気がするのと、

そのせいもあるのか2本目に強いネタを持ってきている組も多かった気がする。

前日同様出番順は控えていなかったので、順不同。

ひとまずまいあんつさんがトップ、ゆりやんさんが2日連続で後半のトップ、

トリが紅しょうがさんだったことだけは記憶しています。

 

以下50音順に

 

・あぁ~しらき 初日(コント)A- 2日目(コント)B △

初日の爆発的なネタに比べれば、題材こそくだらないけどだいぶ正統派のコント。

あぁ~しらきさんにこれを求めているかと言われると若干疑問も残るが、

初日との合わせ技で決勝に残れる可能性はあるのではないか

 

・アゲみざわ信子 初日(コント)B 2日目(コント)B-

初日のネタは内容は良かったがパフォーマンスがあまり良くなかった。

2日目のネタは、大喜利題材のネタでしたが、そもそも大喜利は即興性のもので

事前に作ってきた大喜利を回答されてもというところはあった。

ギャル系ならエルフがいるのでここは不要でしょう。

 

・足腰げんき教室 初日(漫才)B+ 2日目(漫才)B- △

初日はキャラがハマっていたが、2日目はだいぶ空回りしていた印象。

でも好きな人は好きかもしれないので審査員の好み次第で

決勝に行っても不思議ではない。

 

・エアコンぶんぶんお姉さん 初日(歌ネタ)C 2日目(歌ネタ)C

いつもホームな環境でしかネタをやっていないのか

いろいろ説明不足だし演出も足りない気がする。

 

・エルフ 初日(コント)A 2日目(漫才)B+ 〇

キャラに似合わず伏線回収や展開で持っていくコンビなので

コントのほうが映える感じがするけど、

漫才でもただキャラだけでなく中身で戦えている。決勝可能性はだいぶ高いのでは。

 

・大阪オドリバ娘 初日(漫才)B+ 2日目(漫才)B+ △

今回、TEAM BANANAが不在で、紅しょうがもコントでの出場だったので

漫才枠はかなり空いている印象。

しっかりまとまって笑いを取れていたので、可能性はなきりしもあらず。

ユニットだが本コンビでもできそうな息の合い方。

 

おかずクラブ 初日(コント)B+ 2日目(コント)A ○

今回爆発する組が少なかったことを考えると、

このくらい爆発してくれるコンビは希少。

正直台本の中身は薄っぺらいんですが、キャラで十分持っていける。

知名度もある分、決勝へのハードルはそんなに高くない印象

 

・オトメタチ 初日(漫才)B 2日目(漫才)B

なんかもっとウケても良さそうな気がするんだけどウケきらないのは

対立関係が弱いのかな・・・。

 

・かぎしっぽ 初日(コント)B 2日目(コント)B+ △

2本とも観てて楽しいコント。

こういうコントが12組中1組くらい居ても良い気がする

 

河邑ミク 初日(コント)B 2日目(コント)B+ △

2日目のコントはこれぞ河邑ミクという感じのネタなんですが、

いい意味で安定感がありすぎてワクワクが足りないのかな。

 

・栗尾真理 初日(コント)C 2日目(コント)C

うーん、コントとしては面白いんだけど、

時折入る下ネタ要素でお客さんが離れてしまいもったいない感じはする。

 

・さとなかほがらか 初日(コント)B+ 2日目(コント)B- △

2日目はちょっと演出遊びに走りすぎたような気がした。

初日がもっとウケていれば合格の可能性も高かったとは思うんですが。

 

・スパイク 初日(コント)A 2日目(コント)A ◎

ここはもう盤石。あとは決勝でハマるかどうか。

 

・田植え 初日(漫才)C 2日目(漫才)C

マチュアにしては出来すぎくらいな良い漫才。

ただキャラクターがないので見ごたえがない。

でもこういうアマチュア漫才でもWは決勝行ける可能性があるから、わからない。

 

・ダウ90000 初日(コント)C 2日目(コント)B △

初日に比べるとだいぶ笑いにウェイトがあった気がするが、

4分で笑いを取るのならもっと笑いに寄せる必要がある気がする。

もっと大人数でもしっかり笑いに振ってるつぼみ大革命もいるし、

ここが上がるとしたら審査員の中に3、4人おしゃれお笑いが好きな人がいる

ということだから笑いに全ぶりしていた組は厳しいかも。

 

・竹田こもちこんぶ 初日(コント)B+ 2日目(漫談)B- △

女性の大会の役割としては母親むき出しのネタは入っていて良さそうだけど、

もうちょっと魅せ方に演出があっても良い気はする。

 

・茶々 初日(音ネタ)B+ 2日目(音ネタ)B △

1人だけ違うベクトルでネタをやっている感じ。

笑いの手数としては少ない気がするけど

12組だからこういう唯一無二な人が入っていても良さそうな気はする。

 

・つぼみ大革命 初日(コント)B- 2日目(コント)B+ △

初日はややネタが散漫だった気がするが、

2日目のコントはコントのシュチュエーションも作用して

いろんな意味で密度の濃いネタだった。

ここも唯一無二系なので入っても不思議ではない。

 

・にぼしいわし 初日(漫才)B- 2日目(漫才)B+

2日目の漫才は題材も素晴らしく、さすが複数回ファイナリストと言ったところ。

過去の出場経験があるから決勝に上がっても不思議ではないけど

なんとなく今年は届かないのではないかと予想。

 

・ネオバランス 初日(コント)C 2日目(コント)C

初日のコントの系譜を踏んだネタだったけど、

初日のほうがインパクトが強く、でもそのコントがウケてなかったことを考えると

決勝進出は難しいか。

 

・ハイツ友の会 初日(漫才)B 2日目(コント)B+ △

今の追い風を考えると決勝に上がっても不思議ではないが、

正直この2日間の出来だけを見ると上位12組には入っていない気がする。

 

馬場園梓 初日(コント)B 2日目(漫談)B+ △

漫談の上手さは目を見張る。そして漫談もただしゃべりで勝負ではなく

しっかりシステムを入れているから、漫談だけどわかりやすい笑いのポイントがある。

初日の評価がどうなっているかにもよるけど、選ばれていても不思議ではない。

 

・はるかぜに告ぐ 初日(漫才)B+ 2日目(漫才)B+ △

特に突飛なネタをしているわけでもなく漫才の地力でしっかり笑いを取っている。

今回は中堅勢の漫才が軒並み参加していないから、チャンスはあると思う。

 

光永 初日(コント)B 2日目(コント)B-

2回戦のコントはとても良かったのにそれを出さず別のコントでややウケな感じ。

2回戦観た段階では今年はついにと思っていましたが、さすがに無理でしょう。

 

・ピンクマッシュルーム 初日(音ネタ)B 2日目(音ネタ)B-

かりこるさんピンでも準決勝残っててそっちのほうの出来がよかったから

こちらで上がることはないのではないかと。

 

福士奈央 初日(コント)B+ 2日目(コント)B- △

初日のインパクトでどれだけアドバンテージを作っているか。

2日目は正直あまりウケていなかったので、初日の評価次第か。

 

フタリシズカかりこる 初日(音ネタ)B- 2日目(音ネタ)B+

2日目のネタはとても良かったですが、前年ファイナリストでもあるし

わざわざもう一度上げるかどうかと言われると厳しいかと思います。

 

・紅しょうが 初日(コント)A 2日目(コント)A- ○

去年は漫才へのこだわりを感じたけど、今年はコントで勝負ということでしょうか。

2日目のネタも設定は良かったけど、2本目のネタ感もあり、

勝ち切るネタかと言われるともう一進化必要な気がする。

 

変ホ長調 初日(漫才)B+ 2日目(コント)B △

2日目はまさかのコント。でもコントコントした感じではなく

漫才でのやり取りも彷彿とさせる仕上がりで、らしさはしっかり残っていました。

いままでのアマチュアファイナリストと比べれば出来も良いと思うし

17年ぶりの賞レースファイナリストになったら胸アツだけどなぁ。

 

・星ネギ 初日(漫才)B 2日目(漫才)B

現役NSC生であることを考えると、大健闘だと思うし

無駄に若手を青田刈るTHEWの特性を考えると決勝進出はゼロではないと思うけど

普通に考えれば、はるかぜに告ぐ、梵天の次点あたりになるでしょうか。

 

・ぼる塾 初日(漫才)B+ 2日目(コント)A ○

漫才では酒寄さんが若干浮いていたけど、コントになり進行役においたことで

4人である必然性が増し、違和感がなくなっていた。

知名度考えると受かっててしかるべきだと思うけど。

 

梵天 初日(漫才)B+ 2日目(漫才)B+ △

大きな爆発こそないもののコンスタントに笑いを取っていて、

吉本以外の漫才師としてはトップだったのではないかと思う。

決勝でインパクトを残すのならもう少し山場が欲しい感じはありますが、

決勝の可能性は十分にあると思います。

 

・まいあんつ 初日(コント)A- 2日目(コント)B- △

2日目のトップバッター。前日の勢いそのままに序盤は笑いを取っていたけど、

2分越えたあたりからあからさまに失速していきましたね。

初日のアドバンテージがどこまであったか。

 

・ももグミ 初日(コント)B+ 2日目(コント)B △

たぶん2回戦では違うネタをしていたと思うんですが、

3本ともどれもハイクオリティーかつコミカルなネタで

なんとなく日本エレキテル連合を彷彿とさせる。

吉本以外のコメディエンヌという意味では希少な存在だから決勝進出もなくはない。

 

・百瀬さつき 初日(コント)C 2日目(コント)C

2本とも面白かったんだけどまだまだ改良の余地がありそうなネタで

完成形ではなかった気がする。

 

・やす子 初日(フリップ)B 2日目(フリップ)B+ △

毎回賞レースで残す必要ないだろうと思いながら観ていましたが、

今回はお客さんも受け入れていて、そこそこのウケだったので

決勝行っても「なんでだよ!」とはならないと思う。

 

・やました 初日(漫談)C 2日目(コント)B

漫談ではややクセが強い感じがしましたが

コントの中にはいるとそのクセがいい感じに交じり合っていてとても良かった。

 

ゆりやんレトリィバァ 初日(コント)B- 2日目(コント)B- 

これたぶん決勝に上がったら別の2本やりそうな気もするし

単純にこの2本だけだったら絶対に決勝上がれないと思うけど、

上がったら上がったでそれなりにやるんだろうなと思うと

上がってしまう可能性もある。

以上38組。

 

決勝予想で言うと、わかりやすく当確打てるのは吉本組ばかり。

△はどこが言っても不思議ではない。

ちなみに★は吉本勢

 

◎スパイク★(コント)

○エルフ★(両方)、おかずクラブ★(コント)、紅しょうが★(コント)、ぼる塾★(両方)

△(ピン)あぁ~しらき、河邑ミク、さとなかほがらか、竹田こもちこんぶ、茶々★、馬場園梓★、福士奈央、まいあんつ、やす子

△(コント)かぎしっぽ、ダウ90000、つぼみ大革命★、ももグミ

△(両方)ハイツ友の会★、変ホ長調

△(漫才)足腰げんき教室、大阪オドリバ娘★、はるかぜに告ぐ★、梵天

 

THEW2023準決勝初日

客席は満員。

去年まで居た前2列のエキストラ女性は今年は配置されていなかったが、

出囃子の時に謎の手拍子があったことを考えると、

ところどころにエキストラが紛れていたのかなと推測される。

テレビ番組だと当たり前の演出だけど

賞レースのお客さんがあれをするとは思えませんからね。

とはいえ不自然な笑い声などはなし。むしろ終始重い雰囲気でした。

THEWの予選を観ていて思うのは

客席に「女性芸人に理解がありすぎる人」と「女性芸人に理解がなさすぎる人」の

両極端しかいないこと。

やっぱりそもそものところでの女性芸人が純粋にネタだけで競う環境というのが

あまりにも少ないんだろうなと思うし、

そこに価値を見出している人も少ないんだろうなと思う。

THEWに関しては予選の審査員からある程度名のある芸人さんにして、

その解説(講評)付きで面白さを伝えるとかをしても良いのではないかなと思います。

 

前置きが長くなりましたが、初日の感想です。

順番をメモとかしていなかったので、うる覚えの順番です。

 

・ダウ90000 C コント

トップバッター。どうやって香盤を組んでいるのかわからないですが、

仕事の都合でトップバッターになったのかな。

内容はやっぱりどうしても日常の延長線上感があるから笑いの山ができにくい。

トップ出番の不利も考慮して2日目でよっぽど爆発しないと難しいかと。

 

・田植え C 漫才

マチュア。台本は面白いんだけどボケの人の見た目が

ボケの内容と合っていない気がする。

 

・エアコンぶんぶんお姉さん C 歌ネタ

大喜利タイプのネタにしてはあまり大喜利が強くなかったし、

切り替えの演出のメリハリもあんまりなくて、あまりにも人力頼りすぎる。

 

・オトメタチ B 漫才

後半に行くにしたがって理屈がどんどんハマってきて面白くなってきたけど、

序盤にもっとわかりやすくキャラ認知をさせていれば

もっと大きな笑いが取れた気がする

 

・百瀬さつき C ピンコント

設定は面白いんですけど、ずっと一人語りだから展開や動きが欲しくなる。

あのオチにするならもっと投資話を振っておかないといけないと思う。

 

・星ネギ B 漫才

今風の若者(という言い方が古いですが)風貌ですが、

ネタの中身がしっかりしてて話術も上手く、可能性を感じるコンビでした。

 

・紅しょうが A コント

設定もキャラも展開も素晴らしい。

今回正直爆発した組がいなかったのでなんとも言えないですが、

普通に考えたら十分当確のラインだと思います。

ただ前年王者とタイプが似すぎている感じも。

 

・あぁ~しらき A- コント(歌ネタ?)

あとあと考えると今回はぶっとんだネタが少なかったので、

バランス的にもここは選ばれるんじゃないかなと思うけど、2本目次第か。

 

※このあたりから順番あやしいです・・・

 

・さとなかほがらか B+ ピンコント

パフォーマンスは素晴らしかったけど、

お客さんの反応がそこまで良くなかったような。

狂気系のネタなのでもっと爆発して欲しかった。

 

・エルフ A コント

エルフさんは荒川さんのキャラを上手く隠れ蓑にして

とてもよく練られた意外な展開を持ち込んでくることが多いですね。

今回も良かったです。

 

・ももグミ B+ コント(漫才)

Wの決勝というよりはおもしろ荘のほうでハネそうなネタ。

逆にこういうのが決勝に上がったら面白そうな気はするけど。

 

・アゲみざわ信子 B ピンコント

なんか序盤だいぶ緊張している雰囲気が出ててネタも飛ばしてたのかな。

いい設定のネタなんだけど、ベストパフォーマンスではなかった気がする。

 

フタリシズカかりこる B- ピンコント(音ネタ)

毎度の音を使ったネタですが、ちょっと今回は複雑だった気がする。

 

・かぎしっぽ B コント

ここもこのタイプのネタならもっとウケが来ていないと厳しい。

さちさんのほうが若干声が出てなかった気がする。

 

・足腰げんき教室 B+ 漫才

タイプ的には好きじゃないタイプなんですが、

今回は冒頭で触れた謎手拍子を上手く利用してしっかりツカんでいたと思います。

ただ相方があまりに何もしていなさすぎる。

 

河邑ミク B ピンコント

ちょっとお笑いファンに寄せすぎていたような気がする。

 

・栗尾真理 C ピンコント

何度か目の準決勝だと思うけど、ルミネでハマったところを見たことがない。

特殊な設定なわけでもなく、演技が上手いわけでもなく。

本当に大阪でウケているのだろうか?

 

梵天 B+ 漫才

以前観たときはちょっとガラが悪い印象だったけど、

今回は、そのガラの悪さがキャラクターとして昇華されていたような気がする。

そして普通に漫才が上手い。

 

・スパイク A コント

盤石。いつも決勝でハマらないのが謎。

 

途中の順番があいまいですが、とりあえずスパイクさんが前半のトリで休憩へ。

そして後半トップはゆりやんさん

 

ゆりやんレトリィバァ B- ピンコント

ゆりやんさんに限らずよしもと勢はルミネに慣れているから

照明演出を上手く利用していた。ずるい気もするけど。

 

・竹田こもちこんぶ B+ ピンコント

なんか毎回同じことをやっている気がするけど、

決勝行ってないからそれでいいのかな。

 

・ネオバランス B- コント

個人的にはとても好きだった。特にBGM演出が良かったですね。

学生芸人っぽいネタだったけど学生芸人あがりなのかな。

 

・つぼみ大革命 B- コント

人数を生かしたコントだったけど、

生で見るとやっぱりどう見ても老人たちの肌つやが良すぎる。

 

・ピンクマッシュルーム B コント(音ネタ)

つぼみ大革命と設定かぶりがあったけど、

あいなぷぅさんが楽しそうだったので何より。

 

・大阪オドリバ娘 B+ 漫才

即席ユニットにしてはだいぶ息があっていて、

過去即席ユニットの漫才が何組か決勝上がっていることを考えると

そのうちの1組になっても不思議ではない。

 

福士奈央 B+ ピンコント

本物のアイドルだと認識して観ていたらもっとウケるのかもしれないけど

それを説明できないのがコントのつらいところ。

何度かめの準決勝だから1回くらい決勝に上げてあげてもいい気がするけど。

 

・はるかぜに告ぐ B+ 漫才

タイプ的には星ネギと同じなんだけど、関西出身だけにしゃべりが達者。

若い漫才を1組入れるかならここかな。

 

・にぼしいわし B- 漫才

とにかくハマっていなかった。いつもと比べると設定もやや凡庸だった気がします。

 

・ハイツ友の会 B 漫才

期待値の高さで何割増しかでウケてはいるんだけど

フラットにみると漫才で他にウケていたコンビはたくさんいたので、

2日目にいいネタ持ってこないと、決勝はさすがに厳しいか。

 

馬場園梓 B ピンコント(歌ネタ)

どうしても友近さんとダブって見えてしまう

 

光永 B ピンコント

演技力はあるんだけど、ネタの展開がいまいちでしたね。

 

変ホ長調 B+ 漫才

漫才勢の中では一番ウケていた気がするけど、

ローテンションなだけに大きな爆笑にはつながらず。

腕も上がっているだろうからもっと早いテンポでやっちゃってもいい気はしますが。

でも17年ぶりの賞レース決勝というのは引きがありますね。

 

・やす子 B フリップ

何気に唯一のフリップ芸。知名度考えるとこれでも上がってしまうのか??

 

・茶々 B+ ピンコント(音ネタ)

何か特別なことをやっているわけではないんですけど

演技力なのか美貌なのか、つい引きつけられてしまいますね。

 

おかずクラブ B+ コント

ここはもはやキャラのみで押している感じ。

コントとしての台本はものすごく薄っぺらいんですけど、でも笑ってしまう。

途中の言い間違えを笑いに昇華していたがあれは評価に加味されるのか。

 

・やました C 漫談

今回唯一の漫談。関西組からたまに漫談の人が来ますが、

東京のお客さんは漫談見慣れてないからやめたほうがいい。

 

・まいあんつ A- ピンコント

今回唯一といっていいほどハマっていたのはここではないでしょうか。

スタイル的に最初にハメることができればあとは無双状態になれるネタ。

2本目次第では決勝もあるかと

 

・ぼる塾 B+ 漫才

4人体制での漫才。ただどうしても4人目が浮いてしまうし、生で見ると細すぎる。

一度酒寄さんにフューチャーした漫才をしたら受け入れられるようになると思うけど。

 

以上38組。わかりやすく爆発した組がいないので初日だけでは判断しにくい。

あとそもそもで審査員を紹介しない(現場にはいたが)というのが、

どういう審査になるか想像もできないし、不信感が漂う。

今年も決勝進出者発表はありえないくらい後日になるのか?

ちなみに決勝は12/9土だそうです。

 

<初日まとめ>

A 紅しょうが、エルフ、スパイク

A- あぁ~しらき、まいあんつ

B+ さとなかほがらか、ももぐみ、足腰げんき教室、梵天、竹田こもちこんぶ、大阪オドリバ娘、福士奈央、はるかぜに告ぐ、変ホ長調、茶々、おかずクラブ、ぼる塾

THE MANZAI プレマスターズ

毎回思うけどプレマスターズってM-1前だからみんな本気ネタ出さないだろうし、

番組側のお気に入りなり、本編出演者のバーターの18組だから、

観る側もどこにモチベーションを持っていけばいいかわからない。

それこそ5年以内とか10年以内のプロに限定して、

ある程度フリーエントリー制なら、これに向けて頑張る若手もいるとは思うけど。

もしくはTHE SECONDが好評だったんだから6分ネタ大会にするとかね。

THE SECOND 16→8

16組ともネタが素晴らしかったのは言うまでもないけど、

やっぱり後攻有利になってしまうのは否めない。

どっちかを選ぶ方法だと、贔屓が如実に出てしまうから

得点形式にしたのかなと推測できるけど、

ここに来てるお客さんはある意味お笑いに純粋なお客さんなのかなと思うから、

人気投票じゃなくしっかり審査をしようと思ったときに

今の形式ではやはり先攻に3点を入れにくいし、入れてしまうと差がつけられない。

だとしたら結局のところどっちかを選ぶ方法でも良いのかなと思うし、

あと得点発表の演出を考えたら、0点も用意しておかないと、

2点が発表された時点で3点の人数が計算ができてしまう。

せめて4段階にしたら、様子見で2点入れても上下がつけやすいし、

0点=面白くない 1点=面白い 2点=とても面白い 3点=すごく面白い

にしておけば1点も入れやすくなる。

タイマン対決はどんな形式であれ後攻有利になるのが常ですが、

どこかに救いは入れておいてあげたいですね。

 

あと瀧上さんが指摘していた審査員に「お笑いマニアが多すぎる」というのは

負けたから言い訳がましく聞こえるけど、

やはり「観たことある」で点数を低く付けられるときついですよね。

ま、それを言い出したらM-1や他の賞レースも同じなんですけど、

ありネタをありネタと思わせない技術も求められますね。

とはいえ、一般投票コンテストだと、

結局お笑い界隈での評価は得られなかったりするし、難しいところです。

 

ま、結果はややもやもやしますが、各対戦の感想を。

 

◎Aブロック:2丁拳銃 VS スピードワゴン

2丁拳銃のネタは架空の題材のネタだったから

やっぱり世界観として共感笑いになりにくい。

一方、スピードワゴンは、内輪ネタが多いし、

やはりキャラが浸透していることが前提のネタだったりもするので

個人的には2点 VS 2点という印象。

2丁拳銃は1回戦のときのようなストレートな手数ネタだったら

もう少し点数上がったような気がしますが、

ライブのトップバッターとしてもネタ選びを失敗したような気がします。

結果はスピードワゴンの勝利。

 

◎Bブロック:流れ星☆ VS 三四郎

流れ星☆は総じて面白かったけど、トムとジェリーの目のやつがハマってなかったなぁ。

三四郎はネタの内容はともかくその場の空気は制していた感じ。

これも点差はつけづらく、3点 VS 3点かなと思いましたが、

いつも面白い流れ星☆がそこまででもなかったのと

いつもそうでもない三四郎が面白かった、という差なのかなと。

結果は三四郎が勝利。

 

◎Cブロック:COWCOW VS 超新塾

ここは正直、COWCOWのほうが良かったと思うけどなぁ・・・。

敗因を上げたら「観たことがある」で点数を下げられたくらいしか思いつかない。

超新塾もそれをいったら既視感はあったんだけど、

そういう意味では、この大会は、THE MANZAIの時同様、

東京他事務所有利なのかなという気もしたり。う~ん。

結果は超新塾の勝利。

 

◎Dブロック:ラフ次元 VS ギャロップ

ここは名勝負だったというか、ある意味東京のお客さんにとっては

見慣れていない2組の対決だったということで、ある意味ガチ審査になったんでしょうか。

ラフ次元は後半の回収が素晴らしかったけど、その分前半が弱かったような。

それに対してギャロップは6分平均して笑いの偏差値が高かった。

結果はギャロップの勝利。

どちらが勝っても不思議じゃなかったけど、4対戦目にしてようやく

納得感のある勝者だったような気がします。

THE SECOND

この採点形式だと、点差がつけにくい。

点差をつけるとしたら先攻がどんなに面白くても2点しかつけられないし、

先攻で3点をつけたら、後攻がどんなに面白くても同点になってしまう。

あと「面白くなかった」を1点と置くと、

よっぽど嫌いな人じゃない限り1点を入れにくい。

せめて言葉面だけでも

「おもしろい」1点

「とてもおもしろい」2点

「すごくおもしろい」3点

で押さない(0点)という選択肢も与えてあげると点差もつけやすいと思う。

 

観覧したのはA・Bブロック。

スーパーマラドーナはトップバッターだし

時間オーバーもあったりマイナス要素があったので

点差つけるための2点を入れやすい状態になってしまった。

2丁拳銃は、手数の多い漫才だったので、ちょっと軽い感じはしたが

スーマラに2点を入れてた人の多くは3点を入れたのではないだろうか。

結果は2丁拳銃の勝利。

2試合目はDr.ハインリッヒがとても良かったと思うけど、

クセが強い分、受け入れられなかった人も多かった印象。

個人的にはスピードワゴンはあまり突き抜けていなかった気がしたので

Dr.ハインリッヒが上がるかと思いましたが、

まんべんなくウケていたスピードワゴンが1点の少なさで勝利。

 

Bブロック1試合はエグすぎる対決。

どっちも3点でもよかったと思う出来だけど、

プラスマイナスは少し見慣れた内容だった分、

比較で2点つけた人も多かったのかもしれない。

2試合目はやはり前のカードの印象が残っていて

タモンズは自ずと2点が多くなってしまったか。

三四郎は小宮さんの声が本調子ではないからいつもほど勢いがなかったが、

タモンズに2点をつけた人は点差をつけるために

3点にした人もいたのかもしれません。

 

ただなんだかんだでこの日の出来の良かった人が上がった印象。

なんか真剣勝負ではあるんだけどどこかモノマネ王座の審査みたいな感じもあり

やはりフジテレビの賞レースは真剣味よりもお祭り感が出てしまいますね。

あとこの感じの客層だと、お笑いマニアックに向けたネタが強くなる感じもあり、

初見のお客さんには優しくない賞レースが出来てしまいそう。

 

というかこれリアルタイム配信だけで終わってしまうんでしょうか。

BSでもダイジェストでもいいから、放送しないともったいなと思うんですけど。

ま、放送しない理由としては本番で同じネタをかけられるようにする配慮は

あるのかもしれませんが。

例の大会

<去年のファイナリスト>

アモーン

エルシャラカーニ

三拍子

磁石

だーりんず

TOKYO COOL

なすなかにし

流れ星

や団

 

<今年のファイナリスト>

ふとっちょ☆カウボーイ

藤波かよ子

モダンタイムス

イヌコネクション

下町ミュンスター

ムートン伊藤

ななめ45°

 

去年の宮迫審査員、テーマ曲ASKA、MCおぼんこぼんあたりから

だいぶ怪しかったですが、

やっぱり根っこのところで主催のツインカムの人がどうも・・・

きっと人脈を作るのは長けているんでしょうけど、そういう人は紙一重なんですかね。