いよいよ今年のM-1グランプリも残すは準決勝と決勝だけとなりました。
その準決勝を来週に控え、ここで改めて、
今年のファイナリスト８組を予想してみたいと思います。
ちなみに前回11/14（３回戦開始前）時点でのファイナリスト予想はこうでした。
麒麟
トータルテンボス
笑い飯 （POISON GIRL BAND）
スピードワゴン （キングコング）
アジアン （千鳥、東京ダイナマイト）
デニッシュ （鎌鼬、オリエンタルラジオ）
スマイル （カナリア）
NON STYLE （流れ星）
このうち、デニッシュはすでに３回戦で敗退・・・。
その他もだいぶ変更した方がいいかなぁというところがあるので、
改めて予想しなおします。
まず過去６回のファイナリストのデータから導き出した
ファイナリストの条件をこちらに作成しました。
その中で一番ファイナリストになる確率が高いのは、
「シード組」いわゆる前回も準決勝以上に進んだコンビです。
今回準決勝に進んだ６７組のうちシード組に入るのは４０組。
要はこの４０組の中からファイナリストが決まると言っても過言ではありません。
ちなみにここ２年は、ファイナリストは全組シード組で絞られており、
今回もその可能性は極めて高いです。
ただ今回は、ノーシードの中にも
過去に決勝進出経験のあるキングコング、スピードワゴン、
あるいは準決勝経験のあるオリエンタルラジオなどがおり、
また大会初挑戦で準決勝に進んだコンビの中にも、
ザ☆健康ボーイズ、座長座長、まえだまえだといった話題性あるコンビがいるため、
ノーシードから１ないし２組の決勝入りもありえるんではないかと考えます。
そこでまず、ファイナリストになる可能性の低い、
ノーシード組の中から、ファイナリストにならなそうなコンビを消します。
消したのは、次の１７組
ハリセンボン、ピース、ラフ・コントロール、ハイキングウォーキング、
アームストロング、ブレーメン、ゼミナールキッチン、大脇里村ゼミナール、
span！、ハム、GAG少年楽団、勝山梶、ソラシド、ヒカリゴケ、高校デビュー、
はだか電球、モンスターエンジン
とりあえずノーシードの中では、上記の６組に加え、
予選での評判がいいナイツ、オードリー、マシンガンズ、志ん茶を残してみました。
これでまず６７組から５０組に。
次に、ファイナリストになる確率が高いのはやはり吉本所属のコンビ。
過去のファイナリスト（敗者復活除く）５０組のうち、実に３７組が吉本勢。
特にここ２年は吉本７：非吉本１という状況で、
非吉本勢の枠はせいぜい１〜２なのではないかと予想。
ちなみに現在残っている５０組の中で、所属事務所の内訳を見てみると、
東京吉本が１２組、大阪吉本が１９組、東京非吉本が１６組、大阪非吉本が３組、
ということでここでは非吉本の１９組を見てみます。
非吉本の１９組の中で、ファイナリストにならなそうなのはこちら。
非吉本でここまで残っているコンビは、それなりに有力なコンビが多いので、
ここでは５組しか消すことができませんでした。
U字工事は数年前ならファイナリストに名を連ねてもおかしくなかったけど、
さすがに時期を逸しちゃったかな・・・。
でもここで残った１４組の中から決勝にあがるのはせいぜい１〜２組なんですよね。
第２回大会では吉本４：非吉本４なんてことがあったけど、
さすがに今の流れで、そんなことはないと思うので、
この１４組の中でもうちょっと絞り込んでみます。
ちなみに今ここに入ってる１４組は以下の通り。
＜決勝進出経験あり＞
タイムマシーン３号、東京ダイナマイト、スピードワゴン
＜準決勝進出経験あり＞
キャン×キャン、ザブングル、流れ星、三拍子、サンドウィッチマン、髭男爵
＜初の準決勝進出＞
ナイツ、オードリー、マシンガンズ、志ん茶、まえだまえだ
こうしてみると中段の６組は消せないなぁ・・・。
他のカテゴリは、決勝進出経験者の中ではスピードワゴンか東京ダイナマイト。
初の準決勝進出の中では東京勢の３組は魅力的だけど、
話題性とかを考えると志ん茶とまえだまえだを残すことになるかな。
ただこの２組も思い切って消してみると、
以下の８組が残りました。
とりあえずこの８組は残しておいて、一旦吉本勢の方に目を移したいと思います。
吉本勢は東西合わせて３１組。
その中でパッと見、ファイナリストに残らなそうなのは次の７組。
しかしこれではまだ２４組も残っているので、
ここで、さらなるファイナリストの条件に当てはめてみようと思います。
それが「結成年」。
「結成年」ですが東京と大阪とでは顕著な差があって、
東京勢で初めて決勝に進んだコンビはたいてい６年目以上の中堅コンビが多く、
一方で大阪勢で初めて決勝に進んだコンビはたいてい４年目以下の
超若手コンビが多いんですよね。
もちろん東京勢で３年目の東京ダイナマイトが選ばれたり、
４年目のPOISON GIRL BANDが選ばれたりということはあったし、
大阪勢でも優勝したブラックマヨネーズは７年目でしたから例外もあるんですが、
傾向としては東京は中堅のコンビ、大阪は超若手からというのが多いようです。
それを加味して、もう一度２４組から絞り込んでくると、
以下のコンビが消えます。
あえてオリエンタルラジオはここで消させていただきました。
もちろん東京吉本勢最短となる結成３年目での初出場という冠は
オリラジには相応しいかもしれませんが、
審査員だってそんなに甘くはないでしょうから。
ただ、これだけ消しても１８組が残っており、
非吉本勢８組と合わせて、まだ２６組が残っています。
残ったのはこの２６組。
＜前回決勝進出＞
麒麟、笑い飯、トータルテンボス、ザ・プラン9、POISON GIRL BAND
＜決勝進出経験者＞
千鳥、アジアン、東京ダイナマイト、スピードワゴン、キングコング、
＜その他東京＞
キャン×キャン、ザブングル、流れ星、三拍子、サンドウィッチマン、
パンクブーブー、髭男爵
＜その他大阪＞
NON STYLE、天竺鼠、鎌鼬、スマイル、ジャルジャル、プラスマイナス、
ギャロップ、ザ☆健康ボーイズ、座長座長
ではこの２６組をカテゴリ別に順位をつけていくことにします。
まず、毎回３〜４組が決勝に進んでいる「前回決勝進出」組。
この５組の中で順位をつけるとこうなります。
１位 麒麟
２位 トータルテンボス
３位 笑い飯・POISON GIRL BAND
５位 ザ・プラン９
麒麟、トータルテンボスはやはり当確。で、
３位の笑い飯、POISON GIRL BANDあたりがボーダーラインとなりそうです。
次に、ここのところ１〜２組が選出されている「決勝経験者」組。
この５組の中で順位をつけるとこんな感じです。
いや順位こそつけてますが、上位３組のうちの１〜２組かなと。
イメージ的には笑い飯が入らなかったら千鳥。
逆に笑い飯が入ったら千鳥は入らないかなと思っています。
キングコングとスピードワゴンもどちらかだと思うけど、
こういう時って結構両方入ってくることがあるんですよね。
前回のことがあるから、復帰組はせいぜい１組程度で抑えて欲しいんですが・・・。
そしてその他東京勢７組の中で順位をつけたら、こうなりました。
１位 髭男爵
２位 キャン×キャン
３位 流れ星
４位 サンドウィッチマン
５位 三拍子
６位 ザブングル
７位 パンクブーブー
M-1に出て欲しいのは、やはりテレビ露出の少ないコンビなんですよね。
そういう意味では髭男爵とサンドウィッチマンに期待をしているんですが。
最後は大阪勢９組の中で順位をつけます。結果はこうなりました。
１位 スマイル
２位 NON STYLE
３位 鎌鼬
４位 ジャルジャル
５位 ザ☆健康ボーイズ
６位 プラスマイナス
７位 座長座長
８位 ギャロップ
９位 天竺鼠
いや好みで言えば下２組が出て欲しいんですが、
実際はそうはいかないと思うので、こんな順位にしてみました。
健康ボーイズはまさかがありそうな感じ、逆にプラスマイナスは、
まだ数年先かなというところがあり６位に甘んじています。
この順位を受けて、さらにファイナリスト候補を１３組にまで絞り込みました。
その１３組はこちら。
麒麟、トータルテンボス、笑い飯、POISON GIRL BAND、キングコング、
千鳥、アジアン、スピードワゴン、髭男爵、キャン×キャン、流れ星、
スマイル、NON STYLE
この１３組を東西に分けて順位をつけるとこうです。
＜東京＞
１位 トータルテンボス
２位 キングコング
３位 POISON GIRL BAND
４位 髭男爵
５位 キャン×キャン
６位 スピードワゴン
７位 流れ星
＜大阪＞
１位 麒麟
２位 笑い飯
３位 千鳥
４位 アジアン
５位 スマイル
６位 NON STYLE
これを単純に上位４組ずつ選出すると、
となりますが、最後に決勝出場経験やらバランスやらを加味して、
最終的にこういうファイナリスト予想を作りました。
これがタコ息子の11/30現在でのファイナリスト予想です！！
麒麟
トータルテンボス
笑い飯
キングコング （スピードワゴン）
POISON GIRL BAND
千鳥 （アジアン）
髭男爵 （流れ星）
スマイル （NON STYLE）
枠としては前回の決勝進出者から３〜４枠、決勝復帰組が１〜２枠
初出場が２〜３枠といったところでしょうか。
ノーシード枠も今回キングコングで１枠使っちゃいましたからね。
そして今年も吉本７：非吉本１。東西比率は４：４ですかね。
希望としては、東京の非吉本か、もしくは志ん茶あたりが
もう１組くらい来て欲しいですが・・・。
ということで、以上、タコ息子の第２回ファイナリスト予想でした。
M-1情報は、『お笑いなぐり書き』より「M-1グランプリ2007」をご覧ください。
