M-1ファイナリスト予想の第3回・・・というか実質2回目。
まず第1段階として過去準決勝以上を経験しているコンビを
「東京吉本」「東京他事務所」「大阪吉本(base以外)」「base+松竹その他」の
4カテゴリに分け、それぞれから8組ずつを選んでいます。
今回は「base+松竹その他」編。
まずこのカテゴリに属するコンビは以下のとおり。
<baseよしもと(過去在籍含む)・21組>
大脇里村ゼミナール、スーパーZ、スマイル、はだか電球、スーパーマラドーナ、
学天即、鎌鼬、ゼミナールキッチン、天竺鼠、ベリー・ベリー、カルパチーノ、
銀シャリ、ジャルジャル、難波横山、藤崎マーケット、プラスマイナス、
高校デビュー、GAG少年楽団、span!、ハム、モンスターエンジン
<松竹・8組>
オジンオズボーン、チョップリン、トライアングル、なすなかにし、
安田大サーカス、ボルトボルズ、ヒカリゴケ、まえだまえだ
<アマチュア・2組>
変ホ長調、志ん茶
いずれも過去にファイナリストを輩出しているカテゴリ。
松竹は02年王者のますだおかだ、01年から3年連続出場のアメリカザリガニ、
アマチュアは言わずと知れた変ホ長調、
baseにいたっては麒麟、笑い飯、千鳥、南海キャンディーズ、アジアン、ダイアン
とほぼ毎年ファイナリストを出してきたカテゴリですが、
松竹に関しては04年以降決勝進出者なし、
baseもファイナリスト経験者がこぞって卒業と、
今年はこの中から1組ファイナリストがでるかどうかという
厳しいカテゴリになっています。
そんな中まずは松竹とアマチュアをサクっと片付けていきたいと思いますが、
まずアマチュアに関しては、さすがにしばらくはないだろうと。
で、松竹に関しても、おそらくファイナリストの当落線上まで来てるのは、
なすなかにしと、せいぜいオジンオズボーンがかすっているかという程度。
まえだまえだはタレントとしては売れるかもしれませんが、M-1ではムリでしょう。
とはいえ、オジンオズボーンも前回は2回戦敗退。
系統的にアイドル漫才師としては、
キングコング→NON STYLE→オジンオズボーンの順だと思うので、
NON STYLEすら決勝進出を果たしていない現状で、
それを差し置いて松竹のオジンオズボーンが選ばれることはないだろうと。
ということでこの「松竹その他」からは、なすなかにし1組。
あとの7組はbaseの中から選んでいこうと思いますが、
まずこのカテゴリの中でダントツなのはギャロップ・・・
と書こうと思ったら、ギャロップってもう卒業しちゃってるんですね。
ずいぶん在籍期間が短かったような気がするけど。
そうなると、おそらく現baseのエース格のスマイル、
ABCお笑い新人グランプリ受賞経験のある鎌鼬は当確。
あとジャルジャル、モンスターエンジン辺りも当確かなとは思いますが、
この2組はどうしてもコントのイメージの方が強いんですよね。
でもこの21組の中では上位7組に入るかなと。
これで残り3組ですが、プラスマイナスも、
個人的には最近のプラスマイナスはいいと思いませんが、
この中でいけば上位7組には入るかな。
あと2組。あと2組は天竺鼠、銀シャリ、藤崎マーケット、はだか電球あたりでの
争いになると思いますが、
藤崎マーケットはラララライで売れすぎた分、
M-1では冷遇を受けると思うので、除外。
すると天竺鼠、銀シャリ、はだか電球の3組の中で2組を選ぶことになりますが、
個人的に好きなのは天竺鼠、銀シャリだけど、
天竺鼠は漫才ではこれ以上の広がりがないような気がして、
素直にコントで頂点を極めた方がいいのかなと。
過去にファイナリスト候補に入れたこともあった天竺鼠ですが、
予想となると銀シャリと、審査員ウケがいいはだか電球の方が、
ファイナリスト候補としては妥当なのかなと思います。
ということで、「base+松竹その他枠」から選んだ8組は以下のようになりました。
とはいえ、最初にも書きましたが、このカテゴリからは良くて1組、
下手すれば誰も選ばれないかもしれないというようなカテゴリだと思います。
なにせ、base以外の大阪吉本組に強豪が揃っていますからね。
あと出場しないだろうと予想して予想には入れませんでしたが、
カルパチーノあたりが出てくると、かき回してくれそうな気がするんですけどね。
事情が事情だけに大阪からの選出は難しいかもしれませんが。
あと、東京組ですが一昨年大阪で旋風を巻き起こしたデニッシュが、
今年もし大阪受験するようなことがあるともしかしたらがあるかもしれません。
一応この2組だけは付け加えておいて、今回の予想を終えたいと思います。
次回は同じ大阪の「大阪吉本(base以外)」の予想をする予定です。
M-1情報は『お笑いなぐり書き』より「M-1グランプリ」でご覧ください。