タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

第6回MBS新世代漫才アワード

関西からDVDが送られてきたのでさっそく観ました。

組み合わせ抽選

組み合わせを見た瞬間、$10、とろサーモントータルテンボスの3組で
決勝かなと思っていたんですが・・・。
以下各対決の感想です。ちなみに()内の数字は、
持ち点10点と考えた時の僕の配点です。

1回戦第1試合 ● モンスターエンジン(0:10)$10 ○

これはネタうんぬんよりも完全に漫才の体裁を保っていたかどうかだけでしたね。
$10はいきなり過去にこの大会で披露したネタでしたね。

1回戦第2試合 ● ジャルジャル(4:6)藤崎マーケット

対決前はジャルジャルの勝ちを予想していましたが、
藤崎マーケットが予想以上に良かったですね。
M-1決勝まではいけないと思うけど、
ラララライの恩恵なしでも十分準決勝にいけるだけの力はつけている気がします。

1回戦第3試合 ● ストリーク(2:8)とろサーモン

ストリークに新ネタはないのか??
いつも似たようなネタのような気がしますが・・・。

1回戦第4試合 ○ 鎌鼬(6:4)ギャロップ

鎌鼬もよかったけど、後攻のギャロップは若干設定がかぶったのが厳しかったか。
ま、ギャロップは負けたけれど、
この安定感ならM-1ファイナリストの可能性は十分あるでしょう。
あと鎌鼬の評価をもうちょっと上げたほうが良さそうですね。

1回戦第5試合 ○ トータルテンボス(5:5)スマイル ●

スマイルのネタが終わったあとのどよめきがそれを表していたけど、
本当に互角だったし、ネタだけでいえば今大会のNO.1、NO.2でしたね。
スマイルはここで勝ってたら優勝行けてただろうなぁ。本当に惜しい。

1回戦第6試合 ○ アメリカザリガニ(10:0)のろし ●

これはまぁのろしがかわいそうだったというか、
前の試合のハイレベルだった上に安定感のあるアメリカザリガニの後だと、
完全に格の差がでてしまいましたね。
基本的に力は12組中12番でしょうからね。
2年連続で決勝に進めただけで健闘といったところでしょうか。

2回戦第1試合 ○ $10(4:6)藤崎マーケット

ここで初めてネタを見たあとでの勝敗予想が外れました。
$10のネタはよくなかったと思うんだけどなぁ。
とりあえず藤崎マーケットは今回の敢闘賞といったところでしょうか。

2回戦第2試合 ○ とろサーモン(7:3)鎌鼬

とろサーモンは去年のM-1でのメインネタだった万引きGメンということでしたが、
当時見たときより今回の方が面白かったです。

2回戦第3試合 ● トータルテンボス(5:5)アメリカザリガニ

トータルテンボスのネタが悪すぎた。
いやアメザリだって決してイイネタじゃなかったと思うけど。
アメザリは1回戦に続いて相手に恵まれたといった感じでしょうか。

決勝 優勝・アメザリ VS 3位・とろサーモン VS 2位・$10(10:0:0)

トトロってそんなに今の高校生にも浸透してるんだ・・・。
アメザリが良かったというよりは、
この対戦も他の2組のネタが弱すぎたという気もしますが、
でもしたたかにわかりやすくて楽しい漫才を3本並べて、
この漫才アワードの勝ち方を熟知していたともいえるでしょうね。
流れ的には決勝が若手1:中堅2になった時点で
とろサーモン優勝の流れだと思ったのですが、
あれだけスベってしまったら、ボタン押したくても押せないですよね。
正直トーナメント戦の妙という部分もあったとは思いますが、
9年ぶりの賞レース獲得、おめでとうございました。
今回の漫才アワードの結果は、『お笑いなぐり書き』より
MBS新世代漫才アワード」でご覧になれます。