タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

『ザ・爆笑王 2010春 激突!夢のベストテン』

とりあえずそんなにお笑いを愛してない人が作ったのねという印象。
よくもまああんなにネタに集中できない番組を作りましたね。
カメラワーク、集音の悪さ、カメラのぶれ、
気の利いたコメントのできないゲスト陣・・・、
あと紹介VTRのセンスも最悪だったし、
漫才のタイトルだけならまだしも、
ネタの内容を先に教える字幕は全くもっていらない。
トーク番組や情報番組じゃないんだから。
あれだったらエンタの字幕の方がまだマシですよね。
そこまで変に無駄な気を利かせるんなら、
ウーマンラッシュアワーのネタに
字幕入れてあげれば良かったのに。
スタジオではなく劇場収録だったとはいえ、ひどい作りでした。
あれだけ達者なメンバーが揃ったのにね。残念。
それはさておきそれぞれのネタですが、
とりあえずNON STYLEのズバ抜けた出来が光っていましたね。
番組の流れ的には芸人をくさす流れだったのに、
その流れに逆らってまで紳助さんが
ネタの出来を褒めてたのが印象的でした。
今年M-1に出れるんなら普通に優勝候補でしょ。
あとブラマヨが、従来のパターンながら、
かなりいい出来だったのではないかと思います。
チュートリアルはどうせ現場に来れないんなら、
違うコンビ入れればよかったんじゃないかと。
サンドウィッチマンでもいいし、それこそ笑い飯でよかったじゃんと。
フットボールアワーは劇場用のペースでしたかね。
面白いネタだと思うけど、今のネタ番組のペースで見ると厳しいか。
ナイツは相変わらず高値安定してるけど、
やはり08年にネタの選択ミスでM-1獲れなかったのは痛かったですね。
M-1で優勝するには勢いも大切ですからね。
中川家もどちらかというと劇場用のネタですかね。
でもこことフットはいつどの時代に見ても
普遍的に面白いネタなんだと思います。
ウーマンラッシュアワーはとりあえず勝負ネタを
ちゃんと長い時間で披露できたのはよかったですね。
ただ今回音響が悪かったことを差引いても
やはり早口は聞き取りにくいなと思います。
初めての人にはやさしくない。
その点ハライチはやさしくないように見えて、
しっかり客の心をつかんでるんですよね。
こういう変則的なのがM-1で優勝したためしはないんだけど、
今年も十分決勝で上位狙えるんではないでしょうか。
ますだおかだはもう岡田が違う次元に突入していますね。
ネタはオーソドックスなネタでしたが、
岡田を見ているだけで楽しい。
まあしかし、この手の番組はどうしても
トリをベテランに任せてしまう傾向がありますね。
カウス・ボタンのネタはそれぞれのキャラを理解してないと、
あまり笑えるポイントはありませんよね。特に今回のネタは。
カウス・ボタン的にも番組的にも、
何のプラスもないように思えますが・・・。
まるで年末のよしもとオーケストラのようでした。
あと最後にやすきよの漫才は今見てもスゴイ。
いや、今だから余計にそう感じるのかもしれませんが、
2人の漫才の技術は、やはりズバ抜けていたんですね。
番組の全体を見ててビデオに録らなかったのは
正解だったなと思いましたが、
ここだけは録っておいてもう一度見返しなかったなと思いました。
追記
パンクブーブーに触れなかったのは他意はありません。
単純に番組の酷い作りになれない段階で出演したので
ネタに入りこめなかっただけです・・・。