タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

M-1グランプリ、来夏復活!

どのような形で復活するのか、という不安があるけど、
ここは素直に復活を喜びたい。
   
M-1M-1として存在するための条件とは?
・審査員が100点満点で審査すること
・審査員に松本人志がいること
・司会が今田耕司であること
・出場資格が結成10年以内であること
そして
島田紳助がいること
  
どの賞レースもそうだけど、
結局のところ、その賞に箔がつくかどうかは、
審査員の顔ぶれとその審査方法。
紳助が言っていた「審査員が審査されている」に
耐えうる審査員であることがやはり重要だろう。
  
最終回となった2010年は、
宮迫やさまぁ〜ず大竹あたりまで審査員の年齢が若返った。
それを継承するTHE MANZAIでは、
同年代の木村祐一キャイ〜ン天野、
果ては高須さんや鈴木おさむにまで
そのハードルが下がっているが、
放送作家は別として芸人でも、
やはり雨上がり、さまぁ〜ず
あるいはくりぃむ、ネプチューンのランクまでが
最低ラインではないだろうか。
強いて言えば、中川家ますだおかだフットボールアワー
ブラックマヨネースといった過去のM-1王者なら、
まだいいのかなという気がするけど。
ネタ番組に出て現役感のある、
サンドウィッチマン以降の王者はまだ審査員としては厳しい。
そして絶対に欠かせないのは松ちゃんの存在。
ただ松ちゃんは変に偏屈だから、断りそうな気がするなぁ・・・。
となるともっとも必要な存在が、やはり島田紳助になってくる。
やっぱりM-1って紳助の大会だから、
それ無しにM-1の緊張感というのは成立するのかというと、
答えは「否」だろう。
紳助と松ちゃんが不在だった04年のM-1がそれを物語っている。
  
オール巨人中田カウスという存在も欠かせない。
ただここだけでは単なる関西の大きな賞レース。
松ちゃんがいなければ全国の賞レースにはなり得ない。
ここをしっかりキャスティングできるかどうか、
それが問題だ。

あと出場資格で言うと、やはり芸歴制限というのが
欠かすことができないだろう。
当時は芸歴制限外しても面白いだろうと思ってたけど
THE MANZAIを見ていると、オープン参加はやはり
緊張感もオープンになってしまう。
問題は10年にするか、15年にするか。
会見では空白の5年間に10年を迎えたコンビを
ケアするという話も出ていたようだ。
それであれば15年も視野に入れてもいいかもしれないが、
初年度だけ15年で以降は10年以内というのが、
妥当かもしれない。
ただM-1が継続するストーリーというのを考えると、
初年度15年ならずっと15年であるべきなのかな?
でもこの5年間のあいだに芸歴10年を超えたコンビを見てみると、
ナイツ、ハリセンボン、ピース、オリラジ、ジャルジャルといった、
もはやM-1の称号など必要としないコンビが多く、
売れているコンビは売れているし、
売れてないコンビはそれまでと考えると、
そこを救済する必要も特にないような気がする。
THE MANZAIが平行開催されるんであれば、
そちらで活躍をすればいい訳だし。
M-1は『若手漫才師No.1』を決める、
いわばダービーのような大会だと思えば、
初年度から10年以内でいいのではないだろうか?
  
ちなみに2005年結成以降が出場できるとなると、
過去の準決勝経験者では、
銀シャリ、学天即、ハライチ、モンスターエンジン
スリムクラブえんにち藤崎マーケットGAG少年楽団
ヒカリゴケ、マヂカルラブリーコマンダンテさらば青春の光
ジャングルポケットプリマ旦那、和牛、
ウーマンラッシュアワー笑撃戦隊、デニス、マテンロウ
などが参加資格を得ることになるが、
初年度に中川家という絶対的優勝候補がいたことを考えると、
そこまで圧倒的な存在がいないように思える。
ま、すでにTHE MANZAIをも獲っているウーマンラッシュアワー
筆頭といえば筆頭になるんだろうけど、
THE MANZAIで消耗したネタと気力を、
この新生M-1に注げるかというと難しいだろう。
そしてそれを注げるとしたら、
これまた彼らを見出した紳助の存在が不可欠である。
  
M-1がニュースターを発見する大会と位置付けるのであれば、
いっそのこと過去のM-1に出れなかった
2011年以降結成、いわば芸歴5年以内でもよさそうな気がする。
ただ、一歩間違えば
ハイスクールマンザイに成り下がっちゃうけど・・・。
  
芸歴10年以内、プロアマ問わず、優勝賞金1000万円、
審査方法は7人の審査員が100点満点で審査して、
審査員には松ちゃんと紳助。
やっぱりこれがM-1だよね。
  
そして何よりこうしてお笑いのことを熱く語ることができるのが
M-1という存在だ。