今回はハナから松ちゃんの副音声で観てましたが、
副音声部分を除くと最初の3対戦は“にがにが”でしたね（笑）
そこからはそれなりのレベルで推移した感じですが。
でも阿佐ヶ谷姉妹はすばらしかったとはいえ、
やっぱりこれで1000万円か？と言われると、
せいぜい300万か500万くらいなんじゃないかと。
大会の格と賞金の差を感じました。
今回は準決勝も観た上での決勝戦でしたが、
ゆりやんは準決勝でもあんな感じだったし、
多少改良はしてきてたけど、
本人的にもトップを引いてかませ犬になることに徹したのかなという気はする。
あぁ～しらきは、シンプルなバイザーのリズムネタの時のほうがよかったな。
４分ということもあるけど、ずいぶんとこねくり回してしまった印象。
吉住は、客の受けとめ方次第であんなことになってしまうのかと。
準決勝では政治家フレーズがガンガンハマっていたのに・・・。
やっぱりテレビ的にはニッチェのようにわかりやすく面白いほうが
いいのかなとは思いましたが、
点差が僅差だったことを考えると別会場ではそれなりにウケていたのかな？
根菜キャバレーと合わせみそは、どう考えても実力不足で、
あそこが９時またぎだったことを考えると視聴者が一気に離れたかもしれない。
横澤夏子はこの日最初の爆発を起こしたということで、
優勝こそしなかったけど、今回のMVPですね。
あのお母さんキャラの仕上げ方はエグい。
今回はわかりやすく手数も多かったのが勝因でしょう。
その点紺野ぶるまは、手数の少なさと、毒の強さが敗因。
っていうか紺野ぶるまの敗因ってずっとこれだよなぁ。
“女”を演じないいいコントもあるんだからそれを出せばいいのに。
R-1に期待。
阿佐ヶ谷姉妹は安定感抜群。
準決勝よりは若干ふわふわしてたけど、それでも十分でしたね。
紅しょうがはなんで選ばれたのかと思ったけど、
テレビサイズで観ると、すごい達者に見えましたね。
志らく師匠的にいうとそれだとダメなんでしょうけど（笑）
前コメントで巨人師匠がツッコミのほうをホメていたのも、
そう見える要因だったかもしれません。
前コメントといえば、事前紹介VTRで、
脱！歌ネタとか、ネタをしばってしまうのはどうなんだろう？
漫才対決とかコント対決って、別に本番で何を出してもいいはずだから
違うスタイルで勝負したかった組もいるだろうに。
阿佐ヶ谷姉妹も２回戦は歌ネタ込みの漫才でしたしね。
最終決戦は、阿佐ヶ谷姉妹はよかったけど
トップだから印象に残るのかどうかと。
そしてラストの横澤夏子がしっかり笑いを取っていたから、
なんだかんだで横澤夏子かなと思っていたら阿佐ヶ谷姉妹でした。
ま、ニッチェも含めみなすでに売れている人たちだから、
ファイナルの５組観た時点で新たなスターは生まれないかなと確信しましたが、
なんだかんだで今回は人気どころが予想以上に力を発揮し、
無名どころが力を発揮できなかった大会になりましたね。
ニッチェは２回戦のネタがよかっただけに、
あれだったらどうだったんだろうと少しもったいないなと思いました。
今回は不自然な客の笑いも解消されていて、その代わりにだいぶ重かったですが、
ということはやっぱり前回は不自然客を入れてたということなんだなと思ったり。
ま、ただ大会として、だいぶ見やすくなったなとは思います。
ゲストコメントはいらないといえばいらないんだけど、
枠が３時間もあったら、時間つなぎが必要だし致し方ないですかね。
松っちゃんの出番を増やしたらとも思うけど、
きっと松っちゃんが必要以上に介入するのを拒否してるのかな。
でもだったらせめて笑いのポイントを解説してあげられる
芸人ゲストが欲しい所ですよね。
本来はそれを徳井がやれば済む話なんですが、進行で手一杯になってるし。
せめて後藤とダブルMCにするとか、MCも改良ポイントの一つでしょう。
あとはせっかく優勝者決定の感動で終わった後に
ゲストの宣伝が挟まると冷める。
ああいうのは序盤か、せめてファイナル前の時間かせぎのときにやってほしい。
視聴率次第では第３回の開催もまだまだ危うい感じだと思うけど、
頑張ってる女性芸人さんのためになんとか大会は維持して欲しいですね。
少なくとも準決勝は他の全国賞レースと引けを取らない
素晴らしい出来のネタが揃っていたので、
女性芸人さんが実力的に不足してるということはないと思う。
あとは世間の固定観念を払しょくできるか。
TVショーとしての華やかさも大事だけど、
大会としての格の向上にも努めてもらいたい。
これはR-1にも言えることだとは思いますが・・・。
