それでは出番順に。
1・タカアンドトシ(958KB・3位)
出番に恵まれなかったというのもあるけど、
最近見慣れてきたせいもあってか、何か物足りない気がしたのは事実。
もちろん漫才のクオリティは常に高いんですけどね。
それと最近のタカアンドトシはテレビ慣れしてきたこともあってか、
少し「調子に乗ってる」感を感じてしまうんですよね・・・。
ちょうどその前に放送されてた「イロモネア」でそれを強く感じたせいか、
いつもより高いハードルで彼らを見てしまったと思います。
でも面白くないわけではないし、現場にいたらボールは入れてたと思います。
2・超新塾(634KB・10位)
スベってたなぁ・・・(笑)
あのネタはテンポがいいからハマるといいんだけど、
今回のように最初でツカミきれないと、
その空気のままネタが淡々と進んでいってしまうから、難しいですよね。
ただ今回は、わかりづらい設定とわかりづらいボケが多かったように思います。
来年に期待!!
3・ハマカーン(834KB・8位)
なんか用事をしながら見ていたので、いいことも悪いことも書けないんですが、
逆に言うと、まだ「見よう!」という気がおきないコンビであることは事実です。
ただ、見ててイヤな感じはしないので、
目をひく何かがあれば、もっと面白く感じると思います。
4・流れ星(758KB・9位)
すごい緊張してましたね。完全にセリフを間違えていたところもあったし。
ただ最近の流れ星は昔と比べて、
アナーキーさというか、危険さがなくなったような気がします。
昔はもっと、「何かやってくれそう」感があったように思うのですが・・・
5・ラバーガール(894KB・6位)
タカアンドトシ、ハマカーン、流れ星は、
ボール入れるかどうかと迷うレベルだったと思いますが、
ここは間違いなくボールを入れていたと思います。
なんか爆笑という感じではないけど、テンポが良くて面白いですよね。
漫才ではないので、M-1は難しいと思うけど、
「お笑いホープ大賞」あたりなら今でも獲れるくらいの力は十分あると思います。
まだまだのびしろが感じられるコンビ。今後も期待です。
6・エレファントジョン(422KB・11位)
劣化版のアンタッチャブルという言葉以外に思いつきません・・・。
ま、同じ人力舎だから、お手本にしてるといえばそれまでなんだけど、
でも同じ劣化版だったら、まだ爆笑問題の劣化版である
「18KIN」や「5番6番」の方が上かなぁ。
この間も書いたけど、ボケの人は前コンビの「アメデオ」の時の方が輝いてた。
あの頃はもっとオリジナリティのある漫才だった気がするけど。
7・キャン×キャン(914KB・4位)
今回自分の中ではここが一番良かったと思いました。
ここをきっかけとしたNON STYLEまでの5組の畳み掛けは、
番組として面白かったですね。
実はキャン×キャンは今まで、ハマカーンのところで書いた
「見よう!」という気がおきないコンビの一つだったんですが、
『驚いた時のマスオさん』という鉄板ネタのおかげで、
「見よう!」という気にさせるコンビに変わりました。
考えてみると昔からキャン×キャンは、
『吹き替え版のエディー・マーフィー』とか、
目を引くモノマネをたくさんやってましたね。
それがこの『マスオさん』でついに花開いたという感じなのでしょうか。
レッドカーペットで今田耕司が言っていたけど、
これを発見したのがエライですよ。
変に『マスオさん』だけに頼らずに、ちゃんと効果的に使えば、
漫才師としても、タレントとしても、もう一皮むけるんじゃないでしょうか。
漫才の基礎がしっかりしてるので、
うまくいけばM-1ファイナリストも夢じゃないと思います。
8・タイムマシーン3号(966KB・2位)
さりげなく2位だったんだ(笑)
セミファイナルの時に、他のメンバーとは別格だと思ったので、
この結果は妥当といえば妥当なんですが、
なんだろう、M-1に出る前の方がもっと華があったような気がするんですよね。
M-1でデブネタを否定されて以降、
どうも方向性に迷いが生じているように感じるのですが、どうなんでしょう??
9・三拍子(902KB・5位)
そこそこ面白かったのは覚えてるけど、どんなネタでしたっけ??
他のオンバトの感想を書いたブログでは
「友達」というタイトルつけられてましたが???
ここは相方を必要以上に罵倒する所がなくなれば、
もっと良くなるような気がします。
10・トータルテンボス(850KB・7位)
なんか、初期の頃のネタを見ているような感じだったなぁ。
2004年のM-1の時のなんでも動詞にするネタとか、そういう系統のネタ。
普通に面白かったけど、いかんせん普通でした(笑)
本来なら実力も、華も、
こちらの方がチャンピオンとしてふさわしかったと思いますが、
これが素人投票のガチンコ勝負の難しいところでしょうか。
少しでも作り手の意図が結果に反映できるようなら、
ここがチャンピオンになってたかもしれません(笑)
トータルテンボスはそろそろオンバト卒業してもいいんじゃないかな??
11・NON STYLE(974KB・チャンピオン)
僕は正直言って、NON STYLEはあまり好きではないですが、
まぁ、それは自分の感想として、
世の中的にはこういうのが好まれるんだなぁと、冷静に結果を受けとめています。
玄人ウケはしないけど、大衆ウケする人たちなんだなぁと。
だけど関西でも数々の賞を獲って、オンバトも獲って、
これで残すは玄人が審査をするM-1だけになりましたね。
いくらNON STYLEに否定的なお笑い好きも、
M-1で結果を出せば文句は言えなくなるでしょう。
好きではないのでがんばれとは言いませんが、少しだけ期待はしてます。
ただM-1を獲るには、今までのイキリネタを完全に捨てて挑む覚悟がないと
ダメでしょうけどね。
というわけで、以上が今回のチャンピオン大会の感想です。
今回のチャンピオン大会の結果、並びに過去のチャンピオン大会の結果は、
『お笑いなぐり書き』より「爆笑オンエアバトル」でご覧ください。