前回は下準備の段階で終わってしまいましたが
今回から本格的に予想に入っていきます。
そこでその予想の方法なのですが、まず前回カテゴリ分けした、
東京吉本、東京他事務所、大阪吉本(base以外)、baseよしもと+松竹その他
の4カテゴリの中からそれぞれ8組ずつを選考し、その計32組の中から、
最終的にファイナリスト予想8組を絞っていく方法にしようと思います。
というわけで今回は「東京他事務所」から予想していきます。
まず東京他事務所(優勝経験者は除く)で、
過去に準決勝以上に進出経験のある組のうち
今年出場資格がある組を改めて挙げておきます。
<東京他事務所・32組>
テツandトモ、スピードワゴン、東京ダイナマイト、タイムマシーン3号、
ザブングル、イザベルとベネ、飛石連休、キャン×キャン、
キングオブコメディ、三拍子、ツインズ、イー☆リャン、クワバタオハラ、
磁石、デカメロン、流れ星、U字工事、さくらんぼブービー、レム色、庵、
コア、5番6番、ザ・たっち、我が家、超新塾、デニッシュ、ハマカーン、
髭男爵、ルサンチマン、オードリー、ナイツ、マシンガンズ
と、まあこの中から8組を選ぶ訳ですが、
このカテゴリからのファイナリストは02年に2組選ばれた以外は毎回1組のみ
(敗者復活は除く)、06年に関してはこのカテゴリから選ばれた組はゼロと、
要は、決勝まであと一歩というコンビがたくさんつかえている訳です。
そんな中で今年彗星の如くこれらの組をごぼう抜きで
ファイナリストを手をするというのはやはり考えにくいわけで、
そうなると昨年少なくとも準決勝に来ている組の中から、
ファイナリストが生まれると思うんですよね。
というわけでこの中から去年準決勝に進んでいるのは以下のとおり。
スピードワゴン、東京ダイナマイト、タイムマシーン3号、ザブングル、
キャン×キャン、三拍子、磁石、流れ星、U字工事、我が家、超新塾、
髭男爵、オードリー、ナイツ、マシンガンズ
あっという間に半分以下の15組になりました。
消えた中ではキングオブコメディが去年いろいろあったし
心機一転再チャレンジしてくると面白いかなとは思いましたが、
でもこの15組の層はかなり厚いですからねぇ。ここで消しておきます。
で、この15組の中で、個人的にないなぁと思うのは超新塾、マシンガンズ、
オードリー、我が家、あと決勝進出組ですがスピードワゴンと東京ダイナマイト。
東京ダイナマイトは去年ハチミツの弟分のサンドウィッチマンが優勝してるだけに
気合も違うかなという部分もありますが、ちょっと難しいかな。
あとオードリー、我が家、超新塾はスタイルが漫才とはちょっと違う気がして
やはりM-1決勝の舞台にはあまり向いてないかなと思います。
一方で髭男爵も本来は漫才とはちょっと志向が違うような気もしますが、
髭男爵の場合は1年間であのスタイルをもっと世間に浸透させておけば、
意外と決勝進出はあると思うんですよね。
というわけで、この段階で以下の9組に絞られたんですが、
ここまで来ると消去法では難しいので、今度は上から選んでいきます。
まずこの中で僕がファイナリスト候補に一番に挙げるとすると、タイムマシーン3号。
オンバトでの安定感を見てると3年ぶりのファイナリストは
もう手の届くところに来ていると思います。
あと、意外にザブングルの2年連続の可能性はあるんじゃないかなと。
というか、この2組はすでにあの熾烈な準決勝を突破しているという実績があるので、
審査員的にも上げやすい気もしますしね。
それから勢いでいけばキャン×キャンと髭男爵も、
この中での8位以内には入るでしょう。
それからナイツなんですが、もう少し前に予想をしてた時は、
この中で1位くらいに思ってたんですが、最近変に露出が増えてきてしまったので、
ダークホースというには微妙な位置になってきたんですよね。
でも8位以内には入るかな??
そうなると残りは三拍子、磁石、流れ星、U字工事の中から3組なんですが、
・・・完全に横一線ですね。でも実力的にはU字工事が若干落ちるのかな・・・。
個人的に一番好きじゃないのは磁石なんですが、
フリーになって吉本の舞台に上がったりと吉本貢献度は高いんですよね。
・・・ってそういう大人の事情を考え出すと、またおかしなことになってくるので、
ここはやはり直感を信じて、磁石を落としてみようかなと。
U字工事はなんてったって同志のサンドウィッチマンが優勝したし、
今年がラストチャンスということで気合も入ってくるでしょうしね。
ただここは、昔『松本紳助』ですでにあの2人にネタを披露させられたことで、
M-1決勝の機会を失っているような気もするんですよね・・・。
でもU字工事にしよう!!
ということで、まず「東京他事務所」枠から選んだ8組はこのようになりました。
あと最後に今年のこの「東京他事務所」枠がいくつあるかという予想ですが、
今年は2もしくは3くらいあるんじゃないかなと。
というのもたぶん今年は東京5:大阪3もしくは
東京6:大阪2くらいになる可能性が高いと思うんですよ。
もし東京枠が6とかいうことになると下手すりゃ3もありえるんじゃないかと。
とにかく今回一番の注目カテゴリであることは間違いないと思います。
これで「東京他事務所枠」は終了。
次回は「base+松竹その他」枠を予想する予定です。
過去のM-1情報は『お笑いなぐり書き』より「M-1グランプリ」でご覧ください。