タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

『R-1ぐらんぷり2010』12/26・東京1回戦

1ブロックだけ見てきたので、レポートでも。
観客はスタート時点で40人くらい、
Aブロックだけ見たんですが終わる頃には
60人くらいになってましたかね。
司会のはりけ〜んずがかなり盛り上げてました。
それではAブロック27組の感想を。
採点は10点満点です。
    
<Aブロック・1>

1.あずみ  募金 3

めぐまれない人に募金を呼びかけるネタ。
その対象が、富山県だったり、
あんまりピンとこないものばかりで、
2分間全く笑いはありませんでした。

2.宍戸和寛  マジックを体に塗って興奮する 4

乳首周りをマジックでくるくるしてました。
最初の人よりは、まだ苦笑い交じりの笑い声がありましたが、
基本シロい空気のままでした。

3.尾関高文  地獄ニュース 6 合格

ザ・ギースの背の高い方の人、
ただ鬼のカツラをかぶっていたので、
もしかしたら気づかなかった人もいたかもしれません。
もともとはCブロックにエントリーされていたので、
僕はこの人を見たら帰ろうと思ってたんですが、
まさかの繰上げで、僕の帰宅を2時間早めました(笑)
ネタは地獄で起こることを、
ニュース番組風に紹介していました。
そこそこのウケでしたが、まあ順当に1回戦突破です。

4.おっさん  漫談・面白いこと 2

面白くなかったです・・・。

5.トレンディ日向  久住小春ファンの気持ちを吟じる 4→1

まさかの天津木村まんまパクリのネタ。
最初はその衝撃に大きな笑いが起きましたが、
肝心のネタがドギツイ下ネタで、
会場が一気に冷え込みました・・・。

6.中静祐介  リーゼントの長い先生 4.5

長いリーゼントの利用方法を2分間。
この時点では尾関さんの次に、
ネタらしいネタだったと思いますが、
残念ながら合格ラインには届かず。

7.おばた  花輪君 5 合格

ちびまる子ちゃんの花輪君のモノマネで、
まずまずの笑いを勝ち取っていました。
見事合格。

8.ワンダーツインズ  ザビエル 5

ザビエルが自分はハゲじゃないといいつつ、
帽子を頑なに取ろうとしなかったり、
育毛剤を関係ないふりしながら受け取るというネタ。
ネタはまずまずでしたが、
前の人と比較すると、やや笑いが少なかったか。

9.鳥居孝行  ジュノンボーイ 5.5

なんかテレビでも見たことあるような気がする。
ジュノンボーイがナルシストネタをしていました。
出てきたときから華があったし、
ファンと思われる人からの笑い声も上がってきましたが、
残念ながら不合格。
ここの落選はちょっと意外でした。
   
<Aブロック・2>

10.DH億  野球モノマネ 7→8 合格

僕が見た27組の中で今日一番面白かったのはこの人です。
ま、ネタはマニアックな野球モノマネでしたが、
チョイスが良かったと思います。
後方の審査員席からも笑い声が聞こえていました。

11.ドッドコム宮内  忍者 4→5

なんとなく佐久間一行のようでした。
そういう意味ではまずまず良かったんですが、
合格には届かず。

12.鈴木ちるど夜ふかしの会)  いい女の条件 6→7 合格

去年決勝に進んだ鬼頭真也と同じユニットの人ですね。
ここはAブロック2位通過でしたかね。
細かい内容忘れちゃったんですが、
会場も尻上がりに大きな笑いが起こっていました。

13.八戒  ベン 2

おそらく猪八戒から名前を取ったんだと思いますが、
そんな風貌の人でした。
ネタは話の中にずっとベンという言葉を混ぜて
話していましたが、
そのベンが最初皆「便」だと感じたか、
ずっと下ネタ言ってる空気になってました。
実際その「便」のことだったのか、そうでないのか、
真相はわかりません。

14.チュンリー川崎  あだ名 3

かつてチュンリーに似ていたという女の子。
その話からあだ名をテーマにした超正統派漫談が
続きましたが、
やはり正統派漫談は技術がないと厳しいですね。
その心意気は買いますが。

15.デリバリークエスト富樫  相方の話 2

普段はコンビでやっているようで、
その相方の話をしていましたが、
特にひっかかるところなく終了。

16.かるら大木  出席 5→4

出席を取りながら、いろんな変わった名前が出てくるネタ。
ただ佐藤登志男とか、たぶん「砂糖と塩」と
思わせたかったんだろうけど、
内容がわかりにくいものが多かった。
アニメのフリがあった後「公太郎」が
ハム太郎」と思ったというのは良かったと思いますが。

17.ダイシ  スキャットマンの曲でダンス→ギャグ 4

前半スキャットマン・ジョンの曲でコミカルなダンス。
後半はそれとは全く関係ないギャグ3連発。
どちらかに絞るべきだったんじゃないかなぁ・・・。

18.フカマチ  漫談 3

野村沙知代など関連あるいくつかの話題での漫談。
正統派漫談で2分なら、4つ前の女の子のように、
テーマは1つで押し切った方がいいと思います。
   
<Aブロック・3>

19.後藤国敏  数字ショートコント 2

いわゆる数字ダジャレですね。
これはちょっと厳しかった。

20.廣瀬優  今年のキーワードを掛け合わせる 3

今年話題となった言葉をつなげて、
長い言葉を作っていましたが、
つながり方にあまり面白味がありませんでした。

21.小出怜  バカになれ 2

完全にネタが飛んでいました。
彼にとってはこれほど長い2分はなかったでしょうね。
ネタが飛んだというネタだったということはないよね。

22.えずれひろゆき  つっこみハンター 5.5→6.5 合格

なんか名前は聞いたことあるなぁ。
スナイパーに扮して、いろんなことにツッコんでいくネタ。
あるある的なネタでしたが、
ツッコミに切れ味があって、結構良かったと思います。

23.カモネギ  うっかり八兵衛について考える 4

マチュアのわりにはしゃべりがしっかりしてたけど、
終盤、オヤジギャグ系になってしまったのが残念でした。

24.ゲス深田  面接 4

面接で緊張して変なことを言ってしまうネタでしたが、
緊張してる奴がそんなウマイこと間違うかなという点が多く、
リアリティがありませんでした。
演技力の問題かな??

25.山口歌劇団  幽霊と漫才 4.5→5.5

インド人の幽霊と漫才するというネタ。
演技力もあって、結構面白かったと思うのですが、
残念ながら不合格。

26.水町タカオ  ウソつき族 4.5→5 合格

どんなネタだったか忘れちゃいましたが、
後半点数を上げているということは、
盛り上がってたんでしょうね。

27.鮪男2000  弁当SM 5→5.5 合格

過去の準決勝経験者(当時は「鮪男」)。
でもたぶんその時と同じネタです。
レッドカーペットでも見たことがあります。
1回戦だったから流したんでしょうか。
最後は一番前の客に弁当を渡して帰って、
その後のMCの時にはりけ〜んずが回収していきました。
   
ここで僕は会場を後にしました。
これを何時間を見れる人はある意味すごいですね。
本当はCブロックまで見る予定でしたが、
耐え切れずここで帰りました。
総合しての感想ですが、
やはり下ネタはダメですね。あと漫談も厳しい。
一方でモノマネは比較的ウケやすいということが
今日生観戦してわかりました。
今日見た中で3回戦以上にいきそうなのは
DH億鈴木ちるど尾関高文くらいですかね。
   
まあ厳しいことも書きましたが、
僕のようなただ見てるだけのサラリーマンに比べれば、
この舞台にチャレンジしてる皆さんは、
ほんと尊敬に値します。
自分がもしこの舞台に立ったら、
こんなうまくはネタできないんだろうなぁ・・・       
R-1の情報は『お笑いなぐり書き』より「R-1ぐらんぷり」でご覧ください。