タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

『R-1ぐらんぷり』歴代優勝者分析

 第1回(2002年・大阪) だいたひかる (フリー・芸歴4年)
 第2回(2003年・大阪) 浅越ゴエ (大阪吉本・芸歴8年)
 第3回(2005年・東京) ほっしゃん。 (東京吉本・芸歴15年)
 第4回(2006年・東京) 博多華丸 (東京吉本・芸歴15年)
 第5回(2007年・大阪) なだぎ武 (大阪吉本・芸歴18年)
 第6回(2008年・大阪) なだぎ武 (大阪吉本・芸歴19年)
 第7回(2009年・東京) 中山功太 (大阪吉本・芸歴10年)

こうしてみると第1回のだいたひかるだけが異色ですよね。
唯一の女性、唯一の非吉本、唯一の純粋東京勢、
しかも芸歴はわずか4年。
ま、第1回は演技の形式もザブトンの上での漫談形式に限られ、
演技時間も確か10分とかだったと思うから、
違う大会といえば違う大会ですが、
逆に言えば、あれだけ東高西低なはずなのに、
優勝者に限っては西日本勢が圧倒的に多いんですよね。
特に去年なんて決勝進出10人中9人が東京勢だったのに、
優勝したのは唯一の大阪勢だった中山功太
ま、ほっしゃん。博多華丸というのは、
優勝時点では東京所属ですけどね。
あと、第2回〜第6回までは開催地の芸人が優勝していますが、
これはまあほっしゃん。博多華丸は地元だったかというと
違いますから、この辺はたまたまかな。
ただ大阪開催の場合は大阪勢が有利になる傾向がありますが・・・。
あと第3回以降、芸歴の長い芸人でかつ決勝初出場の芸人が
優勝する傾向にありましたが、
去年あたりからはそれがやや崩れかけているか。
ちなみに出番順でいえば、ラスト出番の優勝が7回中4回と、
出番順による妙が目立つ大会ではあります。
ただこれは今回から最終決戦が新設されたので、
最終決戦進出には影響ありそうだけど、優勝への影響は少なそうですね。
あと2位の傾向もちょっとだけ。
順位を明確に発表するようになった第3回以降の2位は以下の通り。

 第3回(2005年・東京) 井上マー (東京吉本・芸歴8年)
 第4回(2006年・東京) あべこうじ (東京吉本・芸歴8年)
 第5回(2007年・大阪) 徳井義実 (大阪吉本・芸歴13年)
 第6回(2008年・大阪) 芋洗坂係長 (東京他事務所・芸歴19年)
 第7回(2009年・東京) エハラマサヒロ (東京吉本・芸歴8年)

こちらは東京勢が圧倒的に多く、また芸歴も若めになっています。
ただ2位になった芸人はここ4年間、
翌年決勝にすら残れない状況がすすんでいるので、
今年のエハラマサヒロはどうなるでしょうか??
ちなみに非吉本勢は3位まで含めても、
今のところだいたひかる芋洗坂係長バカリズム(3位2回)の
3名しかベスト3に残っていません。
そういう部分では今年も最終決戦3人がオール吉本、
もしくは非吉本勢は進んでも1人だけというのが、
妥当な線でしょうか。
なお第3回以降上位3人に入った芸人を事務所別にわけると、
吉本13(東8大5):非吉本3(東3大0)、
東西別なら、東京11:大阪5となります。
最後に決勝進出者を各大会事務所別に見ると、

(※敗者復活組は除く)
 第1回 吉本8(東0西8):非吉本4(東3西1)
 第2回 吉本7(東2西5):非吉本1(東1西0)
 第3回 吉本6(東3西3):非吉本2(東2西0)
 第4回 吉本6(東2西4):非吉本2(東2西0)
 第5回 吉本4(東1西3):非吉本4(東4西0)
 第6回 吉本6(東3西3):非吉本2(東2西0)
 第7回 吉本4(東3西1):非吉本4(東4西0)

この傾向で行くと今年も吉本4:非吉本4くらいでしょうかね。
なお東西比率は東京32:大阪28となっていますが、
去年にいたっては東京7:大阪1なので、
東高西低にはかわりないでしょうね。
ただ今回の大阪には歴代優勝者が3人もいるから、
大阪は2〜3枠くらい確保できるか。
これを考慮すると、吉本(東2西2):非吉本4(東4西0)
くらいと僕は予想します。
でも昨日も書いたけど西の非吉本・ナオユキさんには、
第1回大会以来の松竹勢決勝進出を期待したいですねぇ。
R-1の情報は『お笑いなぐり書き』より「R-1ぐらんぷり」でご覧ください。