まだ中国と四国の優勝こそ決まっていませんが、
各地域リーグの順位は１部・２部とも概ね決定しています。
それではここで各地域リーグの昇格・降格状況を見てみましょう。
≪北海道≫
北海道は１部リーグのみで、その下位リーグに当たるのが、
道北、道東、道央、道南の４つのブロックリーグ。
入替は、１部の下位２チームがブロックリーグに自動降格。
各ブロックリーグの１位・４チームで行われるブロックリーグ決勝大会の
上位２チームが北海道リーグへ自動昇格となっています。
北海道リーグの下位２チームは「サンクFCくりやま」と「ACSC」。
一方、ブロック決勝を勝ち抜いたのは「北蹴会」と「札幌ウィンズFC」。
これで「北蹴会」と「札幌ウィンズFC」は北海道リーグ昇格決定。
「ACSC」は道北ブロックリーグへの降格が決定しています。
「サンクFCくりやま」は、ノルブリッツ北海道の地域リーグ決勝での成績次第ですが、
おそらく、このまま道北ブロックリーグへ降格ということになるでしょう。
≪東北≫
東北リーグは２部制で、２部は北ブロックと南ブロックに分かれています。
１部・２部の入替は、１部の８位が２部へ自動降格。
そして２部は北ブロック１位と南ブロック１位で決勝大会が行われ、
その勝者が１部へ自動昇格、敗者は１部７位チームとの入替戦となります。
今季の１部リーグ降格争いは、最終戦までもつれましたが、
結局、８位「新日鐵釜石」が２部北ブロックへ自動降格。
７位「盛岡ゼブラ」が３年連続の入替戦進出となりました。
一方２部は、北が「FC秋田カンビアーレ」、南は「古河電池」が優勝し、
10/29 に２部リーグ決勝大会が行われます。
≪関東≫
関東リーグも２部制。ここの入替はシンプルに、
１部の下位２チームが自動降格、２部の上位２チームが自動昇格となっており、
今季は、「FC町田ゼルビア」と「日立栃木」の１部昇格と、
「飯能ブルーダー」の２部降格が決定しています。
１部７位の「海上自衛隊厚木マーカス」は、地域リーグ決勝の結果次第。
しかし今季はY.S.C.C.もホンダルミノッソ狭山も、JFL昇格は難しいと思われる為、
「厚木マーカス」の降格はほぼ決定でしょう。
≪北信越≫
北信越も２部制。ここは、１部８位が自動降格、２部１位が自動昇格。
そして１部７位と２部２位が入替戦となります。
今季は、１部７位が「上田ジェンシャン」、８位が「テイヘンズFC」。
２部は１位が「ヴァリエンテ富山」、２位が「FC金津」となっており、
「テイヘンズFC」の自動降格、「ヴァリエンテ富山」の自動昇格はすでに決定。
残す「上田ジェンシャン」と「FC金津」の入替戦は 11/5.12 に行われる予定です。
≪東海≫
東海も２部制で、入替方式は関東と同じく、
１部下位２チームが自動降格、２部上位２チームが自動昇格となっています。
今季の結果は、１部７位が「中京大学FC」、１部８位が「中央防犯藤枝FC」。
一方２部は、１位が「春日井クラブ」、２位が「本田鈴鹿FC」で、
それぞれ「中央防犯藤枝FC」の自動降格と、
「春日井クラブ」「本田鈴鹿FC」の自動昇格が決定しています。
１部７位の「中京大学FC」は、地域リーグ決勝の結果次第。
しかし今季の東海リーグからは、FC岐阜と静岡FCという強豪２チームが
地域リーグ決勝にコマを進めている為、
本来降格のはずの「中京大学FC」が１部に残留する可能性も、
かなり大きな割合で残されています。
≪関西≫
関西も２部制で、入替方式は関東・東海と一緒です。
すでに２部からは「テクノネット大阪」と「FC京都BAMB1993」の２チームが
１部への自動昇格を決定。
また１部最下位の「高田FC」が２部への自動降格が決定しています。
１部７位の「京都紫光クラブ」は、地域リーグ決勝大会での、
バンディオンセ神戸、FCMi-oびわこKusatsuの結果次第。
バンディオンセのJFL昇格の可能性が高い為、
「京都紫光クラブ」の１部残留の可能性はまだ残されています。
≪中国≫
中国は１部制。入替方式は、中国リーグの下位２チームと、
中国各県リーグの上位２チームがトーナメントで争う
県リーグ決勝大会の上位２チームとの入替戦となっています。
中国リーグはまだ７位が決定しておらず、８位の「石見FC」のみ入替戦決定。
また県リーグ決勝大会は 11/11〜13 に行われ、
入替戦は例年12月中旬に行われています。
≪四国≫
四国も１部制。入替方式は中国リーグ同様、
四国各県の県リーグ１位チームが争う県リーグ決勝大会の上位２チームが、
四国リーグの下位２チームと入替戦を行います。
四国リーグの下位２チームはすでに「アレックスSC」と「三和クラブ」に決定。
県リーグ決勝大会は、12/9.10に行われ、
入替戦は来年１月下旬の予定となっています。
≪九州≫
九州も１部制。今季九州リーグは９チームだったため、
今季の入替方式は、九州各県リーグ１位チームが争う
県リーグ決勝大会の優勝チームが九州リーグへ自動昇格。
準優勝チームが、九州リーグ９位「海邦銀行SC」との入替戦になると思われます。
但し今季も、九州リーグからJFL昇格チームが誕生する可能性があるため、
昇格チームが出た場合は、入替戦なしで、
県リーグ決勝の上位２チームが自動昇格ということも考えられます。
ちなみに県リーグ決勝大会は 来年1/13.14 に予定されています。
各地域リーグの順位など地域リーグの情報は、『すぽーつなぐり書き』より、
「アンチ日本代表の部屋」→「地域リーグ関連データ」でご覧ください。
