タコ息子の新しいブログでなぐり書き

しょうがないからこちらに移行しました。

『R-1ぐらんぷり2014』決勝戦2

Bブロックの感想から。

B−1 小森園ひろし ラーメン屋

準決勝の時同様、シンプル過ぎ、ベタ過ぎって
ちょっと物足りない印象を受ける。
でも去年の準決勝でやってたネタなんかは
とてもよかったと思うし、
力はある人だと思うんですけどね。
来年に期待。

B−2 ミヤシタガク 駅員

準決勝では個人採点でトップの点数をつけたネタ。
ただそれには多分に初見の衝撃度というのが
入っていたとは思うんだけど。
懸念していたブラックの部分は
駆け込み乗車をした男を羽交い絞めにすることで
解消されていました。
準決勝のときはナイフを出していたけど、
そこはむしろ改善点として羽交い絞めで十分だったと思います。
あと決勝の舞台で見てみると、若干演技力不足というところが
目についてしまった感じ。
準決勝でも聴きづらいところはあったんだけど、
それは発想の良さでお客さんが補っていたんだろうなぁ。
他のグループに入っていればという期待もあるけど、
投票が0点だったこともなんとなくうなづける。
後ろの2人がよかったから印象薄くなっちゃいましたね。
デニッシュの時の漫才もよかったし、
決してこれ1回で沈む人ではないはず。
こちらも来年以降に期待です。

B−3 やまもとまさみ 取調べ

そういう意味で演技力と安定感。
ネタもわかりやすいネタだったここが
視聴者もプロ審査員も票を入れやすかったということでしょうね。
準決勝のときにも感じた格の違いを感じました。
もう指摘することがないくらいの安定感なんだけど、
それはそれで意外と後々に印象に残らないタイプなのかも。
あと雰囲気がなんとなくハマカーンの浜谷に似てたり、
動きも欽ちゃんに似てたりと思ってたら、
同じ一味だったんですね。
今後は芸人としてよりも俳優として売れていきそうな気がします。

B−4 中山女子短期大学 魔王晩飯編

今回あとで振り返って何度も見返したくなるネタはこれでした。
というか準決勝以降、すでに曲が何度も頭の中を回っていましたけど。
僕は音楽の時間で魔王を習った記憶がなくて、
元ネタがわからないんですが、
それでも面白いから、知っている人にとってはもっと面白いのかな?
準決勝のときは気がついていなかったんだけど、
カレーが傾いているのは魔王の仕業だったんですね。
本当にすばらしいネタだったと思うんだけど、
雰囲気的に2ネタ目はなさそうだから、
大きな印象を残した上でブロックで敗退というのが
結果的には良かったんじゃないでしょうか。
 
Aブロックとは一転、Bは高いレベルでの接戦となり一安心。
僕が審査員だったら、やまもとまさみか中山か
どちらに2票入れるか迷ったかなと思うけど、
審査は意外とやまもとまさみに票が偏り、
結果は大差でやまもとまさみの勝利。
やっぱり安心して票を入れられるというのが
大事なんでしょうね。

つづく。